オール0

ミステリとして書かれたものではないため、マトリックス化することがそもそも無意味なのですが、それでも数値化するとすれば、これはもうどこに偏るところもない中庸、オールゼロをつけるしかないでしょう。
思わず唸る渋さと、大胆なオチのインパクトを併せ持ち、当然すべての作品が知的で、かつ、驚きや意表を突くバカ要素もあります。古典文学の力をまざまざと見せつけられた気がしました。
せっかくですので、全収録作の中から、各ゲージに最も相応しいと思う作品を完全な独断で挙げてみます。
知的:「賢者の贈り物」
バカ:「1ドルの価値」
渋い:「心と手」
インパクト:「十月と六月」