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第4話 偶然

はい、ただいま

すみません。遅れました

やってきた、やっと来たぞ遊園地!

待ちに待った。2週間ぐらい待った気がする



うちの高校では一年生は近場の遊園地、二年生は沖縄、三年生は近場のキャンプ場に行くことが定まりつつある

丁度二年生の沖縄への修学旅行に被せる感じに一年生と三年生も遊びに行けるのだ

遠足と呼ばれてるけど、子供っぽいからあまりそう呼びたくない


「いいかーショーマ!ここはそこそこ多くの絶叫コースターからそこそこ怖いお化け屋敷まである、そこそこ良い遊園地なんだ!」

「思いっきりdisってんじゃねえか」

我が親友は相変わらずのテンションだ

「ん?あれって他校の生徒だよな?見たことある気がする制服だが…」

「ああ、近場の高校の多くがココに遠足に来るそうだぞ」

へえ〜そうなのか

しかもこいつが喜びそうなことに有名な女子校みたいだ


そこから先はかなり楽しかった

ジェットコースターをあらかた制覇し、ついでにお化け屋敷も突破し、軽食を済ませ、気がつくとあと1時間という頃になっていた

従兄弟がなんか言っていたような気がするが、忘れた忘れた。



「あれ?佐藤じゃん。久しぶりー!」

俺の耳は今までにないほどに素早く反応してしまった

「………?」

「な、なにその、だれ?みたいな顔は。忘れたの?この私、天野みずきを?」

「ああ、天野さん。お久しぶり。それじゃ。」

「ちょっと!相変わらず釣れないねー。でも元気そうでよかった」

…元気そう?あれで?正直俺には常に元気なさそうで心配なぐらいなんだが?

「まーあんなことがあってもあの子なら大丈夫だとは思っていたけどね」

………聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥か。

「あの、すみません」

「ん?なあに?」

「ええと、佐藤さんの過去?を知ってるんですか?よければ教えてくれませんか?」

勇気を出して聞いてみた、いささか自分でも驚くべき行動だと思う

「……………」

じーっと目を見られてる。気まずい。

「あんた名前は?どうしてあの子のことが気になるの?」

「あっと、名前は石神鐘磨です。どうしてか気になるので、特に理由は」

「なるほど!ついに来たか、意外と早かったのねえ」

「はい?」

食い気味になるほどとか言われてもさっぱり分かりませんが?

「なんでもない、こっちの話。ところで、少し時間取れる?」

「ええ。いいですよ?」

天野みずきと名乗るその人はコクリと頷いてそのまま歩き出した


1週間に1本とか言わなければよかったです

誰か読んでくれているのかな

不安です

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