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第3話 平行線

高校に入って初めての定期テストが終わり独特の雰囲気が漂う中、

「席替えしよう!」という先生の一言でせっせとクジが作られて

(佐藤さんの隣になった…)

何とも都合の良い展開だ



決して物語を早く進めるためとかじゃない

…って何を言ってるんだ


「佐藤さん、たまたま隣になったわけだしこれからよろしくね」

「……………………………たまたま…ねえ」

ボソッと何か言ってるけど聞き取れなかった

そこからの会話があるはずもなかった



「今年は、一年はどこに行くんだ?去年は近くの…」

「遊園地でしょ?今年も同じだよ。というか、遊園地以外のところに行ったことあるのか?」

うちに遊びに来た…もとい、家庭教師としてやって来た従兄弟の政宗は

「昔は変わったことがあったそうだぞ」

「初耳だよ。それより静かに勉強させてよ」

学校でも一二を争う秀才に教えてもらえるのだから、平凡な俺にとって大切な時間だぞ

「それで、キニナルアノコとはどうなったんだ」

「………」

俺の意見を無視するのでこちらも無視することにしたよ

「なんだ、だんまりか。うまくいってないのか。良い機会だ、遊園地で土台作りしてこいよー」

「…………土台作りって…」

どうすりゃいいんだ、それが知りたいのに

「お前は変なところでヘタレだからな、漢なら覚悟決めてぶつかってこい!」

「…そもそもこれは恋とかじゃないんだけどね」

「? なんか言ったか、聞き取れなかったんだけど」

「なんでも良いだろ、静かにしてくれ。」

だいたい、遊園地では自由散策システムだから顔をあわせるかどうかも分からないんだ

今何か考えてもムダだろう


その日まで眠れぬ夜が続いたことは誰にも言わない。絶対。


不安です。ちゃんと書けてるかなあ

分からないとこがあれば意見をくれるとありがたいです

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