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5話 今日はマイラー君とお話ししてみよう

「で、お前で最後だぞ?干物ジジイ」


ここは、リッチ達の研究室(過去形)で、6人居たリッチも最後の1体となっていた。

壁や天井は剥離し、実験機材や資料等が粉々になっている。

持ち帰れば、貴重な資料だったかも知れないが、脳筋には価値が無かった。

リッチ達は、突然の闖入者へ対し”人間?珍しいな”位の気持ちで

ブラッグを見ただけなのだが「あ゛ー?何見てんだよ!」の一言で

永遠の寿命に終止符を打たれてしまった。


「何の為にこんな事を・・・。いや、もう・・・意味なぞ関ke」

「よし、死刑!」


人のお話は、最後までちゃんと聞きましょう。

そうして最後の一体まで倒された。


<ワルハトリ、またモンスター出てきたから倒しといたわよ>

<・・・>

<あれ?ワルハトリ?bee聞こえる?>

<・・・>


なんで?

アンシプル壊れちゃった?


「戻るか・・・」


踵を返し、来た道を戻っていった。


んー、どうすっかな

これで本人に直接会ってるのマッチョさんに見つかったら拙いよなぁ

やっぱり、お家に行ってご家族に挨拶からはじめた方が良いかな


「ワルちゃん、昨日のマッチョさんの現在位置はわかる?」

<えーっとね、あー、家の前に立ってるわね。アンタ警戒されてんじゃ無いの?>

「マジで・・・お家の方とご挨拶したいんで、マッチョさんに捕まらない様にできる?」

<因みにマイラー君は、お家に居ないみたいよ?学校じゃないの?>

「あ・・・」

<アンタね・・・何しに行ったのよ。家族構成とか、行動パターンとかちゃんと確認してんの?テキトー過ぎ!>

「おおぅ、ちょっと忘れてただけだろ。大丈夫だよ、夕方まで学校だろ?寄り道しないでまっすぐお家に帰る良い子だよ。家族構成は、パパ・ママ・メイド・マッチョの4人家族だ。ちゃんと知ってる」

<アホぅ、メイドとマッチョは家族じゃねーよ。父母と姉の4人家族よ。それに使用人が3人と警備の元冒険者が二人居るのよ>

「アレェ?カンチガイシテタナァ」


<因みにね、御当主は”おじいさん”よ、お父さんは、そのおじいさんの会社で重役として働いているわ>

「あっれぇ?」

<ついでに言うと、この街で小規模のスーパーみたいなのを何点か出してるわ。お金で釣るのはお勧めしないわね>

「あれっ、あっれー?」

<”どうせ、息子さん勇者になったらウハウハですよ。”とか、言う積もりだったんでしょ?それ、無駄よ>

「マサカァ、ソンナ”バカ”ナコト、イイマセンヨ?ホントダヨ?」

<んで、マイラー君は、お家にまっすぐ帰ってくるのよね?>

「・・・違うの?」

<お前がまっすぐ帰って来~い!バカチンがぁぁぁ>



■□■□■□■□■□■□■□■□■

Now Loading・・・

■□■□■□■□■□■□■□■□■



「ねー、なんで、マイラー君帰って来ないの?」

「戻って来るなりソレ?少しは事前調査の内容把握してから出かけたら?」

「いや、まったく以ってその通り。コイツは、うっかりさんだねぇ」

「bee、やっておしまい」

『了解しました。』


エセックの足元の床が無くなり、穴が出現した。


『a Pit!』


エセックは、声も上げられぬ間に落下した。


「その後、エセックを見た者は居ない。-完-」














<何これ、何の罰ゲームなの!?おーい、ワルちゃ~ん(室長代行)

「そこで何が悪かったのか、反省してなさい!(もう出てくんな)


今日の穴は、ちゃんと深かった。

システム(お守り)が有効に働いた為、落下ダメージは無いが、這い上がれないので同じ事だった。


「えー、ちょっと勘違いしてただけじゃないのー、いや、反省しました!そりゃもう、海よりも深く!だから出してー」

「はぁ?聞こえんなぁー?何か言ったか?」

「いや、あのね。僕、すっごく反省しました。明日からは、資料もちゃんと読みます」

「・・・」

「bee、マイラー君の行動パターン教えて!」


マイラー君へのアプローチを考える事にした様だ。


・家族全員にマイラー君の事を理解してもらう(何を?)

・勇者だった場合のメリットを考える(現状特にになし)

・不審者扱いされない(重要)

・誘拐する(マッチョに殺される)

・勇者不在と報告する(簡単。但し、ワルハトリに怒られる)


んー、困った

このままだと、マイラー君どころか家族との面会も無理だ・・・

あ、そっか

室長不在じゃないんだった


「ワルちゃーん!アブダクションってやれる?」

<は?反省しろって言ったのに何でソレ?>

「いや、もう反省してこれからどうやろうか考えたんだけどさ、もう不審者扱いだから何とも成らないって結論が出た訳」

<それで?>

「いや、もう誘拐してから調査したら、記憶消しちゃえば良いかなって」

<どうやって?誘拐すんのよ?そこから無理でしょ>

「あ、解った!メイドさんとマッチョさんの記憶消して!あと、お母さん!」

<やり直すって事?それなら出来るけど、結果同じじゃないの?>

「いや、とりあえず記憶操作できるうちに記憶消しちゃって、後から考える事にした」

<あぁもう・・・アンタが最初に訳わかんない事するから・・・bee>

『関係者の記憶から、昨日のエセック捜査官来訪の記憶を消去します』

「2番目の方法で、穴から出してあげて」

『了解しました。エセックを引き上げます』



■□■□■□■□■□■□■□■□■

Now Loading・・・

■□■□■□■□■□■□■□■□■



「勇者管理局の方から来ました。エセックと申します。」

<同じじゃねーか!>




本日の登場人物

エセック

ワルハトリ

Bee

フラッグ(前書き部)


次回フラッグ本編初登場?

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