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詩集②

わたしについて。

作者: 普通のヒト。

最近よく考えることです。後ろ向きな詩なので、苦手な方はバックしてください。

『私』という存在は


誰に構われることもなく


誰に救われることもなく


誰に想われることもなく


いつしか死んでいくのだろう。



『私』は卑怯で


狡くて、汚くて、駄目人間です。


そんなことは、もう知っているんだけどさ。



いっそ消えちゃえば良かったのかなぁ?



みんなの好きな『模範生』には


なれる気がしないや。



ママ、パパごめん。


消えたいよ。


もうそれすらも


誰に伝えればいいのか解らない。



卑しく、狡く、卑怯な私を。


暗く、悲観的な私を。


いったい誰が救ってくれるっていうんだろうね?



もしもの話し。


無個性で、汚くて、狡い私は


あの排気ガスにまみれた空さえも


触れてはいけないような気がしてさ。


もしも私がもう少し


鈍感で、馬鹿で、なにも考えない人間だったら。


ちょっとは未来も変わった筈なんだ。



もう解らないよ。


もう嫌だよ。


辛いよ。


苦しいよ。


無個性な私が


今日も啼き叫ぶ。



喚いたって


いくら泣いたって


取り返しのつかない過ち。


ボクハヌケガラ。


空っぽなの。


ボクハヌケガラ。


だれか



たすけて



みなさまさよなら。


みなさまごめん。


またいつか。


無個性で悲観的なもう一人の私が


私の全てが亡くなった頃にまた



どこかの夢で、逢いましょう。




ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分を好きになることって難しいですよね。一番難しいことかもしれないですね。
[良い点] 本音をぶちまける感じがよかったです。 [一言] いい感じですね。その調子で頑張って下さい。
[良い点] ありのままの自分をさらけだしてくれた。 「たすけて」と言えることは、 まだ自分を諦めてないってことだよね? [気になる点] マイナスになってはいけない。 夜月は消えていい存在なんかじゃない…
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