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War Game  ~序章~  作者: フラップ
6月の運動会
3/12

補給基地

基地の500km先にある敵補給基地を攻撃する。攻撃隊の上空援護を担当する。敵は最大で10機程度になる。とも言われた。


対するこちらは攻撃機20機、戦闘機10機でいくと言われた。

出撃は明日の5時だった。


# # # #


食堂で飯をかき込んで、部屋にはいる。


ヘルメットを放り込み、対Gスーツをフックにかける。


戦闘服を脱ぎ、ベッドに倒れ混む。今日はもうシャワーを浴びて寝ることにした。


# # # #


"コンタクト!"


コンプレッサーがつながれ、まわるはじめる。エンジンをに火がつく。


J85-GE-21Aエンジン2機が唸り始める。


操縦悍を時計回りに一周させ、フットバーを左右にふみこむ。


操縦系統ok 油温、油圧共に異常無し。


キャノピーを閉め、ロックをかける。


"こちらタック!出るぞ!"


"了解、タック、存分暴れてこい!R105から離陸だ。"


"了解"


スロットルを少しずつあげていく。


少しあげたところで止める。


フラップを下げておく。


滑走路にはいる。


"タック!離陸せよ。"


"了解"


スロットルを押し上げる。


背中がイジェクションシートにおしつけられる。


操縦悍を引き


ゆっくりと機首があがり


タイヤは地面との接触を絶とうとし


6トンの機体は浮かび上がった。


# # # #


レーダーに5つの点が映る。


5機か?


点が近づいてくる。


レーダーを確認する。


10個の点


やっぱり、隠れてた。


密集してたのだろう。


サイドワインダーを用意。


スパローはない。


空を見る。


点が10個見えた。


"接敵したら反転、自由戦闘を開始。

武器の使用を許可"


点の大きさは大きくなっていき、

翼が見える距離になったときにはすれ違うまでに数秒と残っていなかった。


パイロットのヘルメットが見えるようになったとき、操縦悍を右手前に引いた。


機体が垂直になったとき、操縦悍を引いたまま少し左に向けて、すぐに戻す。


旋回する。


相手は反ループ


旋回方向を上に修正する。


その間に相手はループを続行。


すれ違う


僕はアフターバーナーを開き


限界の二倍ぐらいで操縦悍を引く


少し上昇して背面に入れる


いた。


敵は限界ギリギリインメルマンを打ったらしい。


エンジンを絞り下降にはいる。


半ロールで背面を抜け出す


敵の後ろのにつく


サイドワインダーのシーカーが


音をたてた


撃つ


Mig-21は粉々に吹き飛んだ


視界の一番端のMg-21を見る。


よし、あいつだ。


スロットルを押し上げる


背中がイジェクションシートにおしつけられる


Mig-21が大きくなっていき


唸るエンジン


周りには空と飛行機


そして、人殺し


踊れ


踊れ


ステップの代わりにフットバーを蹴り飛ばし


手は操縦悍に


相手に送るのはリズムではなく


挨拶にミサイルを飛ばし


言葉の代わりに


機銃弾を交わし


別れた時には相手はこの世にいない。


踊りきれなかったやつが


墜ちていくんだ。


すれ違う


わざとまっすぐ飛ぶ


相手が後ろにつき


僕はエンジンを絞り


操縦悍を右奥に押し込み


フットバーは左に


一瞬遅れてすべてを逆に引く。


機体はバウンドしたように機種をはねあげ


スロットルを押し上げる


機首が後ろを向いたとき


エンジンが全開に


機首が下を向き


加速


機種をあげる


ちょうど前方上空


後ろにつく


撃つ


胴体が途中で折れ


火を吹いて落ちていき


途中で爆発


もう帰ろう


基地に機種を向け


僕は帰った

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