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やっぱり私は靴職人でした。  作者: 呉 夏樹
職人の里 ピアバルプ
9/99

ケイさんとアリーさんとバルパン

ケイさんの奥さん登場

「ここが俺の家だ! 」

目の前には長方形の煙突付きのお家が!


綺麗なお家、きっと新築だ!



「アリー ただいま!」


「あっケイさん、おかえりなさい! 」


おーー綺麗な金髪美女が現れた!

きっと奥さんなんだろうな。歳は20代前半ぐらいかな。


しかも、ケイさんはダンディなおじさんって感じだから、2人が並ぶと、とってもお似合い!

でも、年の差とか2人の外見から艶かしい感じがして、見ていてこっちが恥ずかしいと言うか。



、、、何だろう この甘酸っぱい感じ。


誰かわたしにカシオレ下さい。


そのうち、2人のラブストーリーを聞かせてほしいなぁ。今後の参考に。


、、、ゆうき ケイさん呼んでるよ!。


あっハイハイ! 今行きまーす。


「ケイさん、アリーさん 今日1日お世話になります! 」



今は20時ぐらいらしい。

どうりでお腹ぺこぺこなはずだ。


「さぁ みんなで食べましょう。」


「「「「いただきまーす!」」」」


はぁ 美味しい!!

シチューみたいなものに、ボリューム満点のサラダ

具材は見たことないものばかりだけど、

味は前の世界とあまり変わらないかな。

いや、自然な味でこちらの方が私は好き。


がつがつ とストール君と夢中で食べていると



「このアリーの料理にはバルパンが欲しかったなぁ。」


ん??バルパン??


「ケイさん、バルパンってなんですか? 」


「あー 嬢ちゃんは遠くから来たんだったか?


バルパンはあの森、"住処となる森" で取れる、俺たちのご馳走なんだ!


ビー玉サイズの石みたいなやつで、

炙ると 1週間分の主食になるんだ!しかも味も絶品!

今日は天気も良いから 取りに行こうと仲間と森に入ろうとしたんだが、入ってすぐチードルに出くわしてな。

ケイさん採ってこれなかったんだわ。」


「まぁ!!入り口側でチーグルが!

巣の引越しでもあるのかもしれませんね。

しばらくは森には近づかない方が良いですね。」


「だよなぁー。

でもパルパン採ってこないと。里の連中、特に子どもたちがお腹空かせちゃうよな。


みんなに明日 振る舞う予定だったのに。」


んっっビー玉みたいな石?私、3桁ほど拾いましたよ?

靴の装飾にしようと思って、、、。

まさか あれでは、、


絶対あれだよ


ストール君、、、はは。ですよね。



「あの、ケイさん ちなみにバルパンって 服とかの飾りに使ったりはしないんですか??

そんな綺麗な石なら 使ってそうだなぁ なんて。」


「そうなんだよ!あれは 水につけておくと、さらに綺麗な色になるし、能力強化の特性もあるから、装飾物として万能なんだ。


うちの里はバルパン装飾で有名だったから、職人の里 とも言われてるんだ! 」


パルパンすごい!!

そのうち また獲りにいこう!


てか、職人の里!?

まさに私が求めていた場所!


神さまー死にかけたけど、あの森にポイしてくれて

ありがとう!!!


まずはバルパンの調理方法が良くわからないので、

ケンさんに泊めてもらうお礼に渡して、

アリーさんに調理方法を教えてもらおっと。



「ケイさん!わたし、バルパン持ってます。」


「ま、マジか!? 」


「はい、綺麗な石だったので拾っておいたんです。


はい!泊めてもらうかわりにどうぞ! 」


ヂー ガサガサ。 あった!


ケイさんの手の中に 黒と黄色のマーブル色のバルパンを乗せた。


「こ、これは!! 本当にもらって良いのか? 」


「はい!わたし、調理方法もしらないので。

その代わり、アリーさんに作り方、教えてもらって良いですか?

あと、食べてみたいです。」 ジュルリ。


「もちろんだ!

アリー!嬢ちゃんが、バルパンくれたから 作ってくれ! 」


「はーい!っえ、、、このバルパン!?

わかりました!すぐに、作ってきますね!!」


あっアリーさん 目の色変えて 奥の部屋に行っちゃった!


「あっ!アリーさん 待って!! 」



調理部屋


「あっ作り方ですね!では さっそく悠貴ちゃんがやってみましょう! 」


「まずこのフライパンに火をつけて 」


カチ しゅぱ!


「良い感じですよ!そして、フライパンに手を近づけて、あたたまったことを確認したら、バルパンを入れます。」


コンっ!


「はい!あとはフライパンを揺らすだけ。

あっ!重くなるから 気合い入れてね。」


んっどう言うこと?


コトコトコトコト。


な、なにやらバルパンが動き始めた!


パンパンパンパンパンパンパンパン


ゔ、うわぁ!!


なんと、まるでポップコーンのように 何やらたくさん飛び出してきました!

しかも1つ1つがスイカぐらいの大きさ!


ば、バルパンすごい!あんな小さい石から 何故こんなにたくさん 出てくるんだ!!


うっうぷ、このままじゃ 埋もれちゃう!!


パンパンパンパンパンパンっっっバン!!!


「あっ!ゆうきちゃんどこ!?大丈夫?? 」


「アリーさん、助けて下さい!!ここです!! 」

何とか手がバルパンから出せたようで、救出していただけたようです。


ぜぇぜぇぜぇ。


バルパン 恐るべし! 周りにはスイカ並みの黄色と黒混じりの丸いものが50個ほど出来上がっていた。


た、たしかにこれは1週間はもつわ。少食の人なら、もっともつかも?


「じゃあ さっそくこれをケイさんのとこに持っていってくれるかしら? 」


「はーい! 」


私は出来立てのバルパン1個を手に取り、リビングへ。


「ケイさーん!バルパンできました! 」


「おっ待ってました! みんなで食べよう!! 」


「もちろんです。 」 ジュルリ。

あ、アリーさんの口からヨダレが、、、、。


美女なのに! もったいない!


ねぇー それ悠貴には言われたくないと思う。


、、、ストール君 何ですか?


何でもないよ。



「では、さっそく! 切り分けるな。」


ケイさんがナイフをバルパンに入れた瞬間


ぶわぁと チーズと胡椒みたいな匂いの湯気が噴き出てきた!


うわぁ!もっくもっくだぁ。


「「この匂い!何年ぶりだろう、かしら!! 」」

2人は大興奮中。


「はい、嬢ちゃん どうぞ。 」


手に乗り切らないほどの大きさのバルパンをケイさんがお皿に取り分けてくれました。


では、パクリ。


う、うわぁ!!!これは美味しい!!


ふわっふわっの出来立ての蒸しパン!

味は匂いと一緒で、チーズと黒胡椒味。口に入れた瞬間、もうない。これは口溶けがすごい!!


これはシチューに合う!!


ハフハフしながら食べていると。


、、、、もう ケイさんとアリーさんのガッツき方が怖かった


ガツガツガツガツガツガツ。


アリーさん、ケイさんより食べてる気が。



「はぁー美味しい!!ゆうき嬢ちゃんありがとう

ゆうきちゃん ありがとう 」


2人はまだまだ食べるようだが、

わたしはすでにお腹いっぱいなので、歯を磨き 案内されたお部屋のベッドでゴロゴロしています。


もーご飯も美味しくて、ベッドもあるしで、良い人生スタートだわ!!


ただ、残念なのが、この里にはお風呂に入る習慣がないみたい。身体を拭くのと 1週間に一度 川で髪を洗いに行くらしい。寒い日もだよね、、、。


わたし、お風呂好きだったからなぁ。

職業柄 汗かくし、何とかしたいなぁ。


お風呂も今後の課題ってことにしよっと。



ストール君 でわでわ これから 会議をはじめましょう。


この里の女性は大食い設定です。理由は簡単ですが、それについては今後 話に組み込めればな と。

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