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やっぱり私は靴職人でした。  作者: 呉 夏樹
職人の里 ピアバルプ
17/99

売買

、、、、はっ! 結局電気消されちゃった後、寝ちゃったんだなぁ。 仕方がないか。身体は8歳だもん。あまり、無理はしないようにしていこう。


8歳で目の下に隈なんてあったら、ここの里人たちに、なんて思われるか、、。



あっ今日、コウさん 来るの何時なんだろ、、、、


森にも行きたいから、昼前か夜が嬉しいんだよね。


コンコンっ


「ゆうきちゃん?起きてる?」


「あっアリーさん おはようございます!」


「おはよう。 私、もう出かけちゃうね。

朝ごはんはテーブルにあるから、食べてね!夜ご飯は一緒に食べようね!


では行ってきます!」


「アリーさん、行ってらっしゃい!」


、、、、パタパタ ガチャン。


さっ私も動こうっと。

ストール君は起きる様子ないから、そのままにしておいてあげよう。昨日 遅くまでバルパン数えしてもらったし。


あっ透明バルパン、、、と、とりあえずそれは、置いといて、

ご飯食べて、コウさんくるまでに、靴の作業しておこう。



、、、、、、、、、。

、、、、、あっ何とか2種類のブーツの下書きはできた!


女性サイズは18.5、23、23.5、24、24.5、25 cmの6サイズが各4足ずつ。


男性サイズは25、25.5、26、26.5、27、27.5cmの6サイズが各3足ずつ。


やればこんなにできるんだな。わたし。


「悠貴、おはよー。 今何時?」


「おはよう。ストール君! 9時前だよ」


「寝坊した!顔洗って、ごはん食べてくるね!」


パタパタパタ


ストール君、起きてすぐ動ける子なんだな。

わたしは、30分ぐらいは布団から出れないから、尊敬するわ。


あっ今のうちにスウェード作ろう。


皮はすでに鞣してあったから、サンドペーパーで皮の裏側起毛させてみよう!


普通 スウェード作ってから下書きなんだけどね。


気にしない気にしない。


ルリさんのお店にスウェード素材の帽子があったから、この素材はこの世界でも使えるはず!


今回はとりあえず、前の世界のサンドペーパー使っちゃうけど、増産とかになったら、後々、こっちにある物を使うようにすれば良いよね。 うん。


さっそくっと!


、、、、、、、、、。


あっスウェードになってる!!

しかも、一回起毛させるだけで、良さそう!!

あとは秘伝のこの液をつければ、、、


あっ!この液体、こっちで作れるかなぁ。


実はこれ、じいさん秘伝のものを似せて作ったもので、

素材の状態維持と防水効果があるんだよね!


作り方は教えてもらえなかったんだけど、毎日毎日試行錯誤を繰り返して 作っていたら、出来ちゃったんだよね。


絶対作ってみせるから、これもとりあえず、使っちゃお。


、、、、よし! あとは乾くのを待つだけ!



とりあえず、あと6日!


私のかわいいかわいい子たちを作る!!


悠貴ーケイさん 呼んでるよ!


はーい!


「嬢ちゃん!おはよう! 昨日色々やらかしたみたいだな。 ケイさん、びっくりだわ。 とりあえず、コウがでっかいカバン引きずって、我が家にやってきて、玄関で正座して嬢ちゃん待ってるぞ。一生懸命すぎて引くわー


、、、、、なんとかしてほしいな。」



えっ! 何それ 怖い。


わたしは、ケイさんの背中に隠れながら、玄関の方に目を向けた。


、、、、ストール君。


、、、、何、悠貴。


何かコウさん、変な人だよね?イケメンなのに。


うん。もう関わりたくないね。何か怖いもん。

でも、今日 森に行くなら、早く バルパン売っちゃおう。


、、、、、そうだね。


「あの、コウさん こんにちわ。」


「悠貴さん、昨日は醜態をさらしてしまい、誠に申し訳ありません。 今日は、な 「リビングで、話しましょう!」

しかし、わ「、、、、ギロっ!こちらにお座りください 」 、、、!?はい。」


悠貴!威圧使ってるよ!!


あっ本当だ 汗。 威圧解除っと。


「こちらのテーブルの方ですよね! 今伺います!」

ササっ

コウさんは冷や汗をかきながら早々にリビングのテーブル席に腰を沈めた。


ゴトっ。


随分重そうなカバン。


「さっそくですが悠貴さん、ここに900万スタンあります。 宜しければ、マーブルバルパンを15個全て買わせて頂けませんか?」


900万!? 私、バルパン666個あるんだよ!


全部売ったら、、、、うん。考えるのよそう。


「あのぅ。15個売るのは良いんですが、流石にもらいすぎでは、、、汗。」


「ユ、、、ユウキ、お前 マーブルバルパン そんなに持ってたのか、、、、。ハハっケイさん 耳がおかしくなったかな?」


「いえ! これでも、わたしにはかなり利益が入りますので、ぜひ買わせて下さい!!」



、、、、悠貴 めんどくさいから売っちゃいなよ。


、、、ストール君、私も今そう思った。


私はマーブルバルパンを15個入れた、巾着をコウさんの目の前に置き


「ぜひ、よろしくお願いします。中身の確認をお願いします、」


「あ、ありがとうございます!では さっそく!」


コウさんは手袋をしながら、1つずつ 確認をし、ジュエリーケースのようなものに 丁寧に丁寧に収めていた。


、、、、コウさん、私 素手でベタベタ触ってたし、 数える時、バラバラ床にぶちまけていたよ。


、、、何だか罪悪感で胸がいたい。


「バルパンの確認終わりました。問題ない良質なお品です。では900万 ご確認して下さい。」


「あっ確認しなくて大丈夫です。入ってると思うので」


「ですが、一応、、、」


「、、、、、、大丈夫です。 」


「りょ、了解しました!」


最後に、役所が発行した、商談成立の証明書に両者の血判を押し、無事にバルパンの売却が完了した。


ひーー。血判怖いから 2度とやりたくないな。


靴の量産が、決まれば、こういう場面増えるよ きっと。


いやー!ストール君今は言わないで!

とりあえず 忘れておくよ。


私はニヤニヤしたコウさんを外まで見送り、早々に出かける準備をすると。


「、、、、、嬢ちゃん 帰ってきたら、ケイさんとお話ししような。」


「6日ほど忙しいので、6日後にお願いします!

では、いってきます!」


何やらケイさんが、真顔で考え込んでいるみたいなんだけど、スルー!!

時間が惜しい


ストール君 森に行こう!今は12時だから 森に入れるのは、4時間ぐらいだね。また道案内お願いします


まかせてー


こうして、私とストール君は"住処となる森"に向かった。


ゆうき、一気にお金持ちに。

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