商店街1
ようやく靴の話が出てきます。
悠貴ーここだよ!!コウさんのお店!
ふぃー ストール君 ありがとう!
小さい里だから行けると思ったんだけどね。
、、、これから悠貴の行きたい場所は僕が案内するね。
どうやら私、道を覚えれない人みたい。
前の世界はくーくる マップに頼っていたからさ
この世界にもあれば良かったのに。
さすがにないと思うよ。
ですよね。
私、ストール君に教えてもらわなかったら、
"住処となる森"を目指していたみたい。
近々行く予定だけど、流石に準備してから行くよ。次わ。
さっそく コウさんのやっている"ソ・ロウ"のお店へ
チリンチリン。「こんにちわ! 」
「あっ悠貴ちゃん いらっしゃい。」
「さっそくですが、例のアレを売りにきました! 」
「ありがとうございます!では、奥の部屋に案内しますね。こちらにどうぞ。」
あっコウさんは 昨日、"住処となる森"から一緒に里に帰ってきたケイさんのお仲間さん。
暗くて良く顔を見ていなかったけど、青髪の20代後半の綺麗な眼鏡お兄さんでした。
ケイさんにどうにかしてお金を確保したいと話すと、コウさんのお店でバルパンを売ると良い と教えてもらった。
コウさんは信用できる男なので、マーブル色のバルパンを見せても 穏便に対応してくれると。
朝のバルパンのお裾分けの時にすでに、ケイさんからコウさんに話は通してもらっていた。
さぁ 靴を作りための資金を手に入れよう!!
バルパン君 高く売れてね!
[商談の部屋 ]
うわぁ 緊張する
「ゆうきちゃん、さっそくなんですけど、バルパンですが、どれぐらい売ってくれますか? 最近、入手が困難で取引先から何度も催促がきていて。
こちらとしては単色のバルパン1つ40万スタン
もし、マーブル色もこちらに売ってくれるなら
マーブル色に関しては色合いに寄りますが1つ60万スタンで 買い取りたいと思っています。 」
、、、、!? えっっっそんなに!?
こちらは交渉スキルで対応しようと、気合い入れてきたのに てか、高すぎでは!?
ば、バルパン優秀すぎる!
「、、、、あの、その前にコウさん!自分でお店をひらく場合の基本資金はどれぐらいですか? 」
「えっ! そうですね。
場所によりますが、500万スタンほどあれば、スタンダードなお店は持てますよ。
ちなみに、わたしのお店で大体650万スタンです。 」
なるほど、 コウさんのお店は商店街の中心から5分ほど歩いた場所にあるから、少し高めってことなんだろうな。
「ちなみに、この里は露天販売とかは可能なんですか? 」
「できますよ。ただ何処かのギルドの所属が条件です。 年一回の更新料を払うことで、露天販売可能になる特典が自然と付いてきますので。 」
ふむふむ。理解しました。
実は今日 起きてからストレッチの前にバルパンの数調べたんだよね
なんと666個ありました!
ちょっとゾロ目にぞわっとしたんだよね。
ただ、途中から数えるの適当になっちゃったんだけど、まぁ500個はあるはず。
まだまだ森にあったのは知ってるから、とりあえず 売れるだけ売って また採りに行こう!
「コウさん。実は昨日 運が良いことに 15個ほどマーブル色のバルパンを拾ったのですが、買っていただけますか??」
「、、、、、、15個!?
、、、、、えと、現物を見せて頂いてよろしいですか??」
「もちろんです。」
「こちらに乗せていってください。」
わたしは言われた通りに、宝石などを入れてそうな、クッション素材の窪みに1つずつ 乗せていった。
「いち、にぃ、さぁん、、、、、じゅうご
できました」
「た、たしかにマーブル色バルパン15個ですね。
ハハハ。わたし 1度にこんなにマーブルバルパン見るのはじめてです。 」
「えっ!!ちょっちょっと コウさん!! 」
コウさんは腰に挿してある短剣を抜き、自らの胸に、、、
、、、コウさんってマゾかゾンビの類いなのかなぁ
いやいやいやいや。ストール君、止めようよ!!
僕には無理。
ドライ!!
「コ、コウさんっ何故に短剣を!? 」
「夢だから刺しても痛くないかなぁって。今日は本物のゆうきちゃんが、うちに来る予定で、ですね?」
「いや!現実ですから!! 痛いとかじゃなくて、死んじゃいますから!! わたし、本物ですから!」
「オーナー?うるさいっすよ
って!オーナー!?? 」
あっこの人も昨日一緒にいたケイさんのお仲間さんだ たぶん。
、、、あっコウさん、短剣 没収されてる。 良かった。
「、、、悪いね ゆうきちゃん、びっくりしたっスよね?
あっ昨日 俺もケイさんとこの馬鹿オーナーと一緒にいたんスよ。クーって言うっス。よろしくっス。
実はオーナー今、フリーズしちゃってるから、しばらく使い物にならないっス。
申し訳ないっスが、明日こちらから、ケイさん家に行かせてもらうっス。
ケイさんにはこちらから話しとっス。
でわ あの馬鹿は置いといて 行くっスよ。」
「あっわかりました! 」私は ササっとバルパンをリュックにしまい。クーさんと店内の方に移動した。
「ああぁっそんなぁ 」
何やらコウさんが言ってますが、
うん。聞こえない 聞こえない。
だって、 あそこにあれ以上いたら ダメな気がしたんだよ。
「なんか本当にすいませんっス。」
「あっこちらは大丈夫なんですが、実はこのあと、少し買いたいものがありまして、単色バルパン 1つだけでも売れませんかね? 」
「もちろん、買わせていただくっス!」
わたしは緑色のバルパンを取り出し 、クーさんに渡した、、
「では45万スタンになります! 」
「えっ40万では??
5万スタンは馬鹿オーナーのポケットマネーから迷惑料としてどうぞ! 」
「あ 、、、、はい ありがとうございます! 」
「.あと 店内の中で何か欲しいものはないっスか?」
「あっ ペンとメモ帳みたいのありますか? 」
「あっちの右の棚にあるっスよ 」
ほんとだ! 私は黄色のペンと青色のメモ帳を手にとり、 これが欲しいことを伝えると
「あっそれも 迷惑料だと思って 受け取ってほしいっス。」
えっいいのかな?
でも今後 お金かかるから、お言葉に甘えちゃうおっ
「でわ 頂いちゃいますね!ありがとうございます。 」
「いえいえっス。
でわ 明日 伺うっす!
ありがとうございました。 」
わたしはクーさんに手を振って、"ソ・ロウ"をあとにした。
次は布地が置いているお店にGO!
悠貴!そこ左に曲がって!
あっはい!
布専門店
''アルキュール"
なんか、少し、、
悠貴、ここオンボロだね!お店やってるのかな。
チリンチリン。あっ開いた!
ちょっと ストール君 1人で行かないで!
「こ、こんにちわ。」
「あっ お爺さんー お客様ですよ! 」
「何!今行くわぃ。 」
「いらっしゃいませ。 あっお嬢ちゃんはバルパンの子! 」
あっ!このお爺さん ほうれん草 バルパンあげたら、ひたすらお礼言ってくれた、ヌンじいさんだ!
「えっと 靴を作りたいんですが、軽くて丈夫な生地、もしくわ 皮って置いてますか?」
「靴???
、、、、お嬢ちゃん、一体どこから来たんじゃ?
靴と言うものが何か、わしにはわからないんじゃが。
」
「えっ!?
えと 履き物のことです! 」
「ああ!!
んっ?でも履き物なら普通 "イーグサ"という、葉を編み込んで作るのが一般的なんじゃよ?? 」
「あっなるほど!みなさん、全く同じ履き物ですよね。 」
、、、、やっぱり、この世界 履き物のレベルすさまじく低いんじゃ、、、。
「ヌンじいさん、わたし、履き物職人(予定)なんです!
まずは、こんな 履き物を作りたいんですが、似たような素材はありませんか? 」
私は履いていた 運動靴をヌンじいさんに見せた。
「こ、これは!はじめてみたぞ! こんな履き物が存在するのか!! 嬢ちゃんこれは一体何処で手に入れたのじゃ! 」
「えっと わたしのおじいちゃんが作ってくれたものです。
もうこの世にはいないのですが。」
うん。嘘はついていない。
「これはすごい技術の集大成じゃ!
もし、これが、この里の材料からできれば、嬢ちゃんは この里の救世主になるかもしれん!!
嬢ちゃん!この後、少し時間はあるかの?
お昼でも食べながら、すこーしばかり ジイさんと話をしよう!! 」
ゔっ!すごいキラキラな目。これは、断れない。
「はい。」
フォッフォッフォッ。
あっそんなに引っ張らなくても。
もう逃がさんとばかりに手を繋がれてるよ。
「「「「いただきます」」」」
あっこの山菜チャーハン 美味しい!!
ガツガツガツガツ。ヌンじいさん 食べるの早っ!
ちなみにヌンじいさんにエリナおばあさん、わたし、ストール君の4人でお昼ご飯を食べてます。
じーーーー。 た、食べづらい。
「おじいさん あなた子どもじゃないんだから、、、
落ち着いて下さい。それじゃあ ゆうきちゃん食べれないですよ! 」
「エリナ、しかし、、、 」
「いいですから、あっ わたしも食べ終わりましたので、洗い物お願いします。 」
「エリナ、、、しかし、、、 」
「、、、、お願いしますね。あとお茶を入れ直して下さい。 」
「、、、、はい。」
ヌンじいさん、尻に引かれるタイプの人のようです。
「お嬢ちゃん、お茶じゃぞ 」
あっストール君の分もある。
「ありがとうございます! 」
「で、さっそくなのじゃが。お嬢ちゃんは 違う国からきたのかのぅ? 」
「はい。もう戻ることが出来ないぐらい遠い所から来たみたいです。 」
「、、、なるほど。
あのだな、では 言わせてもらうが、 嬢ちゃんの言う、靴職人はこの国には存在しておらん。」
、、、、、や、やっぱりかぁ!!
だってみんな同じ靴 しかも明らかに素人作。 私が珍しい靴を履いていても誰も何も言わない。
つまり、足元に興味がないってこと!
たぶん、いや絶対ヌンじいさんも わたしが、目の前に靴を持っていかなきゃ、気づいてなかったぞ!
、、、、何かそんな予感はしていました。
「あの、、、。で、救世主ってなんですか。汗。 」
「あっそれを今 話そうかと エリナー菓子をくれ!」
、、、まだ食べるんですね。
ソ・ロウ 何でも屋さん メインは雑貨
店長 コウ 店員 クー
アルキューレ 生地屋 専門店
店長ヌウ 店員 妻のエリカ




