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 第2章  19:村人の悩み相談

 


 最近、村人たちから日常の小さな悩みごとを相談されることが増えてきた。


 壊れた道具の修理や畑の手伝い、子どもの世話まで、頼まれる内容はさまざまだ。

 困っている人を見れば放っておけず、一緒に解決策を考えて手を貸しているうちに、村の毎日が少しずつ明るくなっていくのを感じる。


 そんなある日、広場を歩いていると、庭の片隅で小さな子どもがうずくまっているのを見つけた。


「遊びたいけど、庭がぐちゃぐちゃで…」


 母親が申し訳なさそうに言う。


 それならば。

 手袋をはめ、散らばった落ち葉や小石を拾い集め、壊れかけた遊具を整えていく。

 すると庭はあっという間に安全で楽しい場所へと変わり、子どもは笑顔で駆け回り始めた。


 母親もほっとした表情を浮かべ、深く頭を下げてくれた。


「ありがとう、冒険者」


 その帰り道、村の小道で杖をついた老人ヒルビリーバが声をかけてきた。


「今日はどうしても買い物に行けなくてのう…」


 とても困った様子だ。


 あなたは代わりに商店へ向かい、必要な食材や日用品を揃えて届けた。

 ヒルビリーバはニコニコ笑いながら受け取り、温かいお茶でもてなしてくれた。


 村のあちこちで小さな助けを重ねていくうちに、人々が安心して笑顔を取り戻していくのが嬉しくなる。


「困ったときに助け合うことが、村の絆なんだな」


 ──そう実感した日。


 日常の中の小さな冒険が連なった、温かい一日となった。


 



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