第2章 7:夜空の星を記録する
天文士モッズから、夜空の流れ星を記録する手伝いを頼まれた。
夜、村の広場に集まり、望遠鏡を設置する。
澄んだ夜空には無数の星が輝き、流れ星がいくつも流れていく。冒険者は観察と記録を行い、星座や惑星の位置も学ぶ。
村人とその子供たちも一緒に夜空を見上げ、静かな感動を分かち合った。
「冒険者、今夜はいい夜だ。
わしに、明るい星の名前を教えてくれんかね?」
港町の外れに、小さな灯台がぽつんと立っている。そこに住む灯台守の老人ユニコルン爺さんだ。
年齢のせいで視力が落ちはじめ、最近は星の名前が思い出せなくなっていた。
冒険者は天文士モッズと一緒に、ユニコルン爺さんに渡された古びた小型望遠鏡を手に、“夜空に浮かぶ三つの星”を探す。
星を見つけるたびにユニコルン爺さんは、懐かしそうに笑った。
「ほほう、それが“春の灯星”か。
昔は、あの星を頼りに船を導いたもんじゃ……」
最後の星を記録すると、ユニコルン爺さんは夜空にそっと手を伸ばした。
「ありがとうよ。
これでまた夜が好きになれた。」
お礼に、と“古びた小型望遠鏡”を貰った。
鑑定したら『特定の時間帯に高倍率で天体が観察できる・隠しコレクションが発見できる』と出た。なんだか良い物だ。
「星空を見上げると、遠くの世界とつながっている気がするな」
自然と宇宙の壮大さを感じた夜だった。




