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第1章 18:湖の謎を解く
村の外れにある静かな湖で、夜になると奇妙な光が水面に揺れると噂になった。
村人たちは不安を抱き、冒険者に調査を依頼した。
夜、湖畔に立つと、淡い光が水面に浮かんで揺れている。
慎重に観察し、光の動きを追う。
すると、水草の間に小さな発光生物が住んでおり、水の流れで光が揺れていることがわかった。
「なるほど。
自然の神秘か……」
安心し、湖の生態系を乱さないように気をつけながら観察を続ける。
光に導かれるように湖を一周すると、水の澄んだ美しさや静けさに心が落ち着いた。
翌朝、村人に報告すると、皆は不安が解けて笑顔になる。
「自然の不思議も、よく観察すれば恐れることはないんだな」
そう思い、湖と森、そして村の調和を守る大切さを再認識した一日だった。




