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第1章 12:薬師の助手になる
第12話:薬師の助手になる
ヴォーイギルド長に薬師のパーソンの家に行くように言われた。
そこでは薬師達が朝から忙しそうに薬草を調合している。
「冒険者さん、今日は手伝ってほしいのじゃ。
簡単な作業でいいから」
パーソンの指示で、採取してきた薬草を洗い、刻み、調合の準備を進める。
香り高い草や、色鮮やかな花が混ざり合い、まるで森の匂いそのものが部屋に広がった。
時折、パーソンは手を止め、冒険者に教えながら調合の意味や効能を説明してくれる。
「この薬草は咳を和らげる。
あの花は火傷に効く……。
自然の力は偉大じゃ」
冒険者は注意深く作業をこなし、やがて小さな薬袋を完成させる。
村人に渡すと、すぐに役立つ様子が見て取れた。
「助かったよ、冒険者さん。
君の手際があれば、もっと多くの人を助けられるな」
パーソンの言葉に、思わず微笑む。
小さな手助けでも、村の人々の健康を守ることに繋がる。
そう感じる、充実した一日だった。




