第1章 11:珍しい魚の捕獲
フローリア村の川では、村の漁師が珍しい魚の出現した。
村の青年ジギーが、そんな噂を聞いたらしい。
若手の薬師同士も話している。
ヴォーイギルド長はレベッカに冒険者への依頼を伝えた。
「冒険者さん、この魚を捕まえてくれませんか?
薬や料理に使えるんです」
私は釣り道具を手に、川のほとりに立つ。
水面は穏やかに輝き、魚の影がゆらりと揺れている。
最初はなかなか魚がかからず、試行錯誤する。
餌の種類を変え、竿の角度を工夫し、じっと水面を見つめる時間が続く。
やがて、水面が大きく跳ねた。
「来た!」
竿を引く力は想像以上だ。
慎重に糸を操作し、ついに珍しい魚を捕まえることに成功した。
魚の鱗は虹色に光り、まるで宝石のように美しい。これが“珍しい魚”に違いない。
依頼の魚は手に入れた、が──
太陽はまだ真上にある。今日は、この後に予定もない。もう少し、のんびり釣りを楽しもう。
夕方前に村に戻って依頼の魚を提出する。漁師たちは大喜び。薬師のパーソンもその魚を見て目を輝かせた。
料理にも薬にも役立つ、貴重な成果だった。
「自然の中には、まだまだ知らない宝物があるんだな」
私は川面に映る青空を見上げ、小さな達成感を胸に抱いた。
「今回の精算は、23,600コインです」
のんびりと釣りを続けた成果で、あのあとにも珍しい魚をつる事ができて、依頼の他にも4匹を売却した。他にも釣れた魚とカニ、貝やエビも売却できた。
依頼しながら、のんびり釣り三昧。
満喫した一日だった。




