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ここは…一体どこだ…?

あなたは2つの究極の選択に迫られた時、後悔をせずに、どちらかを切り捨て、どちらかを選ぶことは出来ますか?質問を変えましょう。あなたは愛と友情、どちらを選びますか?

突然だが、『トロッコ問題』というものはご存知だろうか。トロッコ問題とは、トロッコとその路線の状況の問題をもとにした倫理学の思考実験である。代表的な問題を紹介しよう。


「トロッコが制御不能となり、路線上には5人の作業員。ポイントを切り替えれば、1人の作業員が居る路線へと切り替わり、1人の作業員がトロッコに轢かれて死ぬ代わりに5人は助かる。あなたは路線を切り替えますか?」(引用文献:ニコニコ大百科)


普通の人はこう考えるだろう。「線路を切り替えて1人を犠牲にし、5人を助ける。だって命の数が5人の方が多いから。」 しかし、本当に『"その場”に居たとしたら、』その行動を取ることは出来るだろうか。「自分が1人の作業員を犠牲にしてしまったという罪悪感に苛まれないだろうか。」もう一度考えて見てほしい・・・

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俺の名前は時任隼人(ときとう はやと)。今年から新しく大学生になったばかりの18歳である。目が覚めると、そこは真っ白な立方体の空間だった。縦、横、高さともに約5mぐらいあるだろう。部屋には壁に張り付いた1台のテレビ。その下に2つのボタンだけが置いてあった。不気味だと感じた俺は、どこか出られるところはないか探してみた。すると、テレビが張り付いてある壁の反対側の壁に、真っ白なドアがあった。ドアノブは付いてあるみたいだが、勿論開く様子はなく、外側から鍵がかけられているようだった。どうしてこうなってしまったのか、この部屋で目が覚める前の記憶を振り返ってみる。


俺は、高級寿司屋に”家族"で来ていた。回転寿司にさえあまり行かないのに、その日は「隼人の誕生日」という理由で"半強制的”に連れて行かされた。寿司はあまり食べない俺だったが、高級寿司と回転寿司の違いは一目瞭然だった。色の艶、味のレベルの次元が違いすぎる。久しぶりに食べすぎたので、 1度御手洗に行った。まだ食べるぞという勢いで席に戻ると、自分の席の前に温かいお茶が置いてあった。「口直しに誰かが置いてくれたのか?」他人の親切は裏切ってはいけないと思い、コップを口に運んだ。



そこから俺の記憶は途絶えていた。あのあと一体何があったのか。それは家族に聞いてみないと分からない。その為にも何としてでもここから出なければ。そう思った瞬間、テレビのモニターが映った。そこには2人の人間が”椅子に両手、両足"を括り付けられ縛られていた。

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます<(_ _)>

中編と後編になるか、はたまた後編だけになるかは分かりませんが、次も読んで頂けると大変嬉しいです…

ブックマークやレヴュー、感想等書い下さりして頂くと、作者のやる気に繋がります( •̀ω•́ )✧どうぞよろしくお願いします

_|\○_オネガイシャァァァァァス


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