サーファーが転生したら雪だるまだった
サーファーが転生したら雪だるまだった
俺、沢渡圭吾は大のサーフィン好きだった。
なので、就職するときも海に近い会社に就職したのだった。
だが、悲劇は突然起きたのだ。
上司に呼び出され「沢渡君。松本に転勤ね」
その一言で俺は目の前が真っ暗になった。
そう、長野県は海なしの県である。
即ちサーフィンができない。 そして海までとても遠いのだ。
代わりにできることはないかと思いスキーやスノーボードをやってみたりしたが、
何かが違う。 やはり波に乗りたいのだ俺は……。
雪崩が波打つのをテレビで見た俺は雪山でも波に乗れると思いサーフボードを持ち雪山で叫んだのだ。
「俺は波に乗りたいのだ!」
雪山で雪崩が起き雪崩に向かいサーフボードでかけた俺だが、 雪崩の波に乗り近くの大木にたたきつけられたのだ。
海には大木はないよね……。と思い俺の意識は闇に落ちたのだ。
しばらくして俺の遺体はサーファーの雪だるまとして発見されたのだった。
そう俺は雪だるまに生まれ変わったのだ……。っていうか死んだのだ。