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聖霊師 〜予告編〜  作者: 明智 倫礼
5/5

ACT.4

 ベルダージュ荘の食堂。

 館の主人、策略的な崇剛。

 新しい住人、エロ話を子供にも平気で口にしてしまうダルレシアン。(*以下、ダレンと略する)霊の声は聞こえるが、姿は見えない。

 崇剛の守護霊、8歳の聖女、瑠璃。

 涼介の息子、霊が見え声も聞こえる純粋無垢なまどか

 彼らは霊感があり、瑠璃を含めての会話が出来る。

 崇剛たちとは正反対に、全く霊感のない瞬の父、涼介。

 感じる程度の霊感しかない、もう1人の新しい住人。

 刑事という職業柄、心理的駆け引きに優れている彰彦。

 6人での初めての夕食。

 正直で素直な執事が大変なことに……。




ダレン:瑠璃姫?


瑠璃:じゃからの! 姫と申すな! 恥ずかしいであろう!


ダレン:キミの姿は見えないけど、声がとても綺麗だから、姿形もきっと綺麗なんだろうね。


瞬:おにいちゃん、せいかい! るりちゃん、とってもきれいだよ。


ダレン:だから、お姫様なんだろう?


瑠璃:じゃから、呼ぶでない!


崇剛:瑠璃さんはお姫様ではありませんか? こちらの館には女性はあなた1人だけなのですから。


瞬:るりちゃんのかみも、ふくもおひめさまみたいだよね。


瑠璃:そ、そうかの? 瞬に言われるのは、嬉しいの。


 蚊帳の外だった涼介と彰彦に、スポットライトが当たる。


彰彦:見えねぇモン同士で話すっか?


涼介:お前……その目は嫌な予感がする……。瞬がいるから、R指定はやめろ。


彰彦:ガキに聞かせられねぇような話はしねぇぜ、直接はよ。


涼介:何だ?


彰彦:俺のよ、『突っ込んできやがれ』とよ。


涼介:はぁ?


彰彦:崇剛のよ、『突っ込みましたよ』っつう会話があんだよ、よくよ。


涼介:あぁ、そういうことか。


彰彦:れってよ、クレイジーだろ。

 (俺と崇剛はよ、別の意味をわかってやってたぜ)


涼介:はぁ? それって、笑いの前振りとオチだろう? どこが狂ってるんだ?


彰彦:大人の隠語にしやがれ。

 (BL過ぎだろ)


涼介:……大人の隠語? ……突っ込め……突っ込んだ……!!


 涼介はテーブルから勢いよく立ち上がり、大声で言う。


涼介:彰彦、瞬がいる前でするな! そういう話を。


彰彦:…………。

 (引っかかりやがったな、涼介)


瞬:パパ、なんのはなし?


涼介:そ、それは……!?

 (だから、俺で遊ぶな!)


瞬:ん?


涼介:パパもちょっとわからないなぁ。

 (よし、パスした!

  誰か取れ!!)


瞬:せんせいはわかる?


崇剛:私もわかりませんね。

 (パスしましたよ)

 

ダレン:俺はわかるよ。

 (いい連携プレイだね。

  これで、涼介に返るね)


涼介:待った! ダルレシアンは言うな!

 (お前は本当に教える!!)


瞬:パパ、しってるの?


涼介:そ、それは……。

 (ど、どうして、俺に返ってきたんだ?)


彰彦:瞬、笑いの話だ。

 (そのまま、答えりゃいいだろ。

  何、大人の隠語にこだわってんだ?

  涼介、はめられまくりだろ、野郎どもによ)

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