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聖霊師 〜予告編〜  作者: 明智 倫礼
3/5

ACT.2

 第1話、『因果』で、守護霊の瑠璃、8歳に片想いをした主人公の崇剛すがた

 彼の性癖は、スピリチュアル コンプレックス、略して、スピコン。

 物腰は優雅で貴族的で中性的。背丈は178cm。

 千里眼のメシア保有。


 魂の澄んだ人に性別、年齢関係なく惹かれ、ベッドに絶対に誘うバイセクシャルのダルレシアン。(*以後、ダレンと略する)

 皇帝で天使、青年で少女、大人で子供、様々な面を持ち中性的。背丈は192cm。

 魔導師のメシア保有。


 崇剛の名前と写真を見た時に、自分が同性愛者ゲイだと気づいてしまった彰彦。

 男気があり兄貴肌で、どっからどう見ても男。背丈は187cm。

 崇剛に振られるが悪霊退治のため同居することとなった心霊刑事。


 その他、天使5人。

 ラジュ、カミエ、シズキ、ミダル、クリュダが少しだけ登場。

 ある日、ダレンの元へ、ある荷物が届いて……。



ダレン:ふふふっ。やっと届いた〜。ボクずっと待ってたさ〜ん♪


 着替えたのち。


 (どうしようかな?

  俺に出来ることって、何だろう?

  みんなが幸せになる方法……?)


 金の光が空から降りてくる。


 (All rithgt, I!(わかった! ボク)

  計画スイカさ〜ん♪)


ミダル:間違ってるわよ〜、ダレンちゃん。それは、遂行ね。

  

クリュダ:このままにしておくんですか?


シズキ:俺は関わり合いたくない、貴様らだけでやれ。下品……んんっ! 口にもしたくないし、未来も見たくない!


カミエ:誰の趣味だ?


ラジュ:私ではありませんよ〜。獅子鳴命れおなるのみこと様かもしれませんね。神から今、直感と天啓が降りましたからね。


天使全員:はぁ〜……。ダルレシアンと思考回路が一緒……。


 

 彰彦の部屋のドアの前。


ダレン:彰彦〜?


彰彦:あぁ? 開いてんぜ。


ダレン:あのさ。


彰彦:てめぇ……何で、女郎の服なんか着てやがんだ?


 その場で、ダレンは服を見せるように一回転する。


ダレン:可愛いでしょ?


彰彦:お前さん、そのまま、外に出るんじゃねぇ。


ダレン:どうしてだい?


彰彦:モノが見えてっからよ、公然 猥褻わいせつ罪でしょっぴかれんぜ。


ダレン:きゃあ! 彰彦、ボクの見ないでよ。


彰彦:てめぇが見せてんだろ。


ダレン:興奮した〜?


彰彦:するわけねぇだろ。


ダレン:えぇ? ボクのも見てよ。


彰彦:よかよ、スカートの丈、下げろや。


 ダレンはスカートの丈を下げる。


ダレン:しょうがないなぁ。よいしょっと……。


彰彦:用は?


ダレン:あ、そうそう。崇剛がね、ボクと彰彦に話があるって。


彰彦:そうか。


ダレン:だから、一緒に行こう。


彰彦:あぁ、いいぜ。



 崇剛の部屋のドアの前。


ダレン:崇剛? 中に入っていいかい?


崇剛:えぇ、構いませんよ。


ダレン:Ta-da!(じゃ〜ん!)


崇剛:なぜ、そちらの服を着ているのですか?


ダレン:女の子の服着たかったの。JKの制服! ネットで注文したんだよ。


彰彦:JK? また知らねぇ、単語使いやがって。


崇剛:JKとは、何ですか?


ダレン:女子高生の略だよ。


崇剛:そうですか。ですが、ダルレシアン、そちらの服装で、屋敷の中を歩かない方がいいですよ。


ダレン:どうしてだい?


崇剛:下着が見えています。みなさん、目のやり場に困りますよ。


ダレン:えぇ? まだ下げるの? ミニスカートだから可愛いのに……。


崇剛:そちらの丈は元々その長さなのですか?


ダレン:ううん、膝まであるよ。だけど、俺が履くと……。


彰彦:お前さん、背があっからよ、丈が短くなっちまうんだろ。


崇剛:上げなくても、十分短いのではありませんか?


 ダレンはスカートの丈を下げる。


ダレン:う〜ん。よいしょっと……。


彰彦:崇剛、用を早く言いやがれ。


崇剛:いいえ、私はあなたに用はありませんよ。

 

 崇剛と彰彦はダレンに同時に振り返る。


崇剛と彰彦:っ!

   (惑わされた!?)

 

ダレン:ふふふっ。Stop!




 こうして、ダルレシアンに崇剛と彰彦は静止の魔法をかけられてしまい、魔導師によって意識を奪われ、気づいた時にとんでもないことに……。

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