12.1 Sさんから苦情?
昼から車の後ろを開けて切っていたら元管理人のSさんが来た。
「ふうん、こんなん作ってるんか。そやけどこの音何とかならんか」
「15分くらいですがねえ」
「風呂場かベランダでやったらどうや」
「ベランダでやったんですが振動がひどくて、結構遠くまで聞こえますしね」
最初は味方かと思っていたが、どうもそうではなさそうだ。
うるさいからやめろということか。
「京北の仕事が無くなってどうしたものかと15分くらいでいいんですがね」
「ま、何ともよう言わんが隣も下も仕事でおらんのやから風呂場がええと思うわ」
「そうですか」
「ま、あくまでもわしの意見やけどな」
そこでお題目をあげながらいろいろ考えてみた。何とか作らなければ。
Nおっさんの所を北山杉の時に一度借りたがこれからは常設だ。
「うーん」とそこでひらめいた!「車の中で切ればええんや!」
狭くはあるが何とか切れる。これやこれや。
車が工場になればこんな素晴らしいことはない。
嫁さんが4階から叫ぶ。
「やっぱりきこえるよー」
それでもまだずいぶんましなはずだ。
それでも息子のとどめの一発!
「アトピーには最悪やもう乗れんな」
ああショック!