表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/85

焦る二人は

 

「そう言えばハル君さあ」


「何ですか?」


 口ごもりながらこっちを見てくるクレアに首を傾げるハル。そして、クレアはやっと決心がついたのかこっちを見て



「私のステータス気になる?」


「え?」


「だってこの前の一件で秘密にしてたのってそれだけだし」


 と言ってきた。最初戸惑うハルであったが、改めてクレアの方を見てこう言った。


「うーん、僕としてはこの前の通りクレアが何者でも気にしないんで無理しなくても?って感じですかねーそれに覚悟しないといけないですし」


「覚悟?」


「だってそれだけ大切なものなんですよね?」


「あーこの前のは言い訳みたいなものだし...」


 そういわれたハルはどうしようかと思ってしまった。確かに今後のためにもステータスを知っておくと便利なのは確かなのだ。


「まあ、ハル君が良ければだけどね」


「うーん」


 そのように悩むハルにアリスが一言。


「ハル、いざとなったら責任取ればいい。」


「「はい!?!?」」


 その一言で物凄く動揺したハルとクレアは慌ててアリスの方を見た。


「何言ってんすか、アリス!」


「そうよ、まだそういうのは唐突過ぎ、じゃなくておふざけはやめなさい!」



 2人揃って慌てているのを見てアリスは一言。


「2人とも焦り過ぎ」


 まあ、ハルとクレアには聞こえてなかったが。







 そして数分たってからやっとハルとクレアが落ち着いたのであった。


「全くアリスは・・・」


「クレア叩かなくても...」


「問答無用!」


「あのそのくらいで...」


「・・・そうね、じゃあ、見るってことでいい?」


「は、はい!」


 クレアの説教モードがそのままだったのでその勢いで頷くハル。


「・・・計画通り」


「なんか言った?」


「いえ!」


 クレアににらみつけられたアリスは真面目な顔で返事をした。


「はあ...まあいいわ。はい、じゃあ、これが私のステータスよ」


 名前:クレア・ローズ

 種族:人間≪ヒューマン≫/魔族

 職業:ヒーラー☆/半魔族

 力  :8000

 技術 :50100

 生命力:10900

 俊敏性:9300

 魔力 :123474


 スキル:回復力向上

     種族操作

     【    】

     【    】




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ