表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/85

僕の親友はレア職業?

「なんで、僕だけこんな・・・」


僕が自分のステータスに嘆いていると、


「まあ、そのなんだ・・・元気出せ、ハル?」

「やめて、カイ、そんな微妙な顔しないで?!」

困った顔で心配してくるのはカイ・ブリーグンス。僕がこっちに来た時に新設にしてくれた家のやつで親友でもある。イケメンでもある。

「しかし、なんでこんなにもひどいのかねー」

「そんなの僕が聞きたいよ・・・」

「日頃の行いが悪かったんじゃないのー」

僕ら二人が話しているとその中ににやにやしながら女の子が一人。

「な、そんなことないだろ!・・・多分」

「どうかねー」

「アリカ、あんまりハルをいじめんなって」

「わかってるよーカイ。そこまでへこんでるハル初めて見たからさ」

「ひどいよーアリカー」

「ほんとにごめんごめん、許してー」

そう少し申し訳なさそうにいう美少女はアリカ・アルカス。この子も僕の親友である。

「わかったよーだからさっさともらってきな、二人とも」

「おう、行ってくる」

「待っててねー」

ふうと僕はため息をついてしまった。

(しっかし、あの二人はいったい何になるんだろうなあ。カイは正義感が強く、剣術も巧み・・・騎士とかかな、アリカは知識が豊富だからそれこそ魔法使いかなあ・・・)


そんなことを僕が考えていると


おおおおおおおおおおお!


ステータスの取得場で歓声が上がった。

ステータスはカードになっておりその場にいるものは取得したものが何になったのかが分かる。

僕がそこに行くとたくさんの人に囲まれている親友がいた。

「二人ともこれは?」

困った顔をしてカイとアリカはこう言った。

「それが」

「私たち」

「勇者」

「大魔術師」

「「になったらしい」」

「・・・・・・・・・・・・・・・は?」

「これを見てくれ」

そう言ってカイがステータスカードを僕に渡した。


名前:カイ・ブリーグンス

種族:人間≪ヒューマン≫

職業:勇者

力  :600

技術 :600

生命力:600

俊敏性:600

魔力 :600


名前:アリカ・アルカス

種族:人間≪ヒューマン≫

職業:大魔術師

力  :400

技術 :500

生命力:400

俊敏性:400

魔力 :1300


「「どう思う?」」

僕はこういうしかなかった。

「・・・・・・・・ありえねえ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ