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ひまわり
溢れる脳漿に浸かったひまわりは
下を見て
萎れ、果てなき欲求を終わらせる。
引き裂かれた肉体には
動きと愛を求めた心臓が
まだ向日葵は下を見ている。
未来の話で持ちきりな
地面を這い蹲りつづける若者は
愛想を振り撒いて
一つの花を咲かせている。
まだ向日葵は下を向いたまま
夢見心地な生きる人は
現実を離れ
幽体として一生を迎える
ひまわりは笑っていた。
結局は顔
結局は学力
結局は人望
ひまわりが殺戮を始めた
理不尽な人生がただしいと父は言うが
諦めただけではないかと
疑問符を投げつけて
刺さり虫のようになる。
人の評価は良し悪し
向日葵は遠い空を見た




