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花束  作者: 天邪鬼の友
2/15

1話

僕はアニメヲタクと世で呼ばれる存在であり、今現在青春謳歌しているはずの高校2年生である。

僕が好きなのはクラスの女子ではなく、アニメ。アニメは、僕の楽しみだった。

母親からは

「好きな子一人ぐらいいるでしょ??」

「いない。」

このやり取りを何年も繰り返してきた。実際には恋したことはある。ただ、母に詮索されたくなかった。中三のとき、彼女ができたことがバレてからは特にいないを強調してきた。

ちなみにその彼女とは二ヶ月ほどで終わった。僕から告白したのだが…。

そんな僕を母親はあきれつつ、勉強をしなさいということだけ言われ続け、50位ぐらいをキープしていた。

そんな僕がある日恋に落ちた。恋愛経験の少ない。そんな僕の不器用さを日記のように残したいと思う。






そうそう。恋に落ちた瞬間を書いておかないとね。あれはたしか、高校1年生で入った、天文部だ。そこで僕はその人とであった。

彼女は、一言でいうと、やさしすぎる人であり、天然の人たらしだった。自覚があるのかどうかもわからない。

けれども、けっしてクラスの中心にいるような人ではなかった。もっと簡単に言うと彼女はいじられキャラだ。たまにいるいるだけでいじれちゃうような人。それでいて、すごく気づかいのできるひとだ。

誰かが荷物を持っていると「手伝うよ?」といって手伝ってくれる。それから誰かに手伝ってもらったときの「ありがとう」が天使のごとく可愛い。

まぁ、好きな人のことをいうときりがないのでこのくらいにしておこう。

とにかく、ここまで聞いたひとはわかるかもしれない。それは果たして恋愛感情というものなのか。

もちろん恋という感覚に疎い僕はインターネットの大先生に聞いてみた。するとこう教えてくれた。

            その相手との性交が想像できるか。

やましい話かもしれない。....やましい話だがその想像、いや、妄想ができてしまった。今考えればなかなかやばい人だ。

でもそのおかげでこの気持ちが恋なのかもしれないと思った。人によって恋の形は違うから断言はできないけど。



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