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花束  作者: 天邪鬼の友
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14話

通知を押し、メッセージ画面を開き恐る恐るその内容を見る。

振られた

シンプルな一言で、それと同時に安堵して、いやなんならうれしいまであって、自分はこんなにも性格が悪かっただろうか。そんな黒く歪んだ感情をAに悟られたくなくて、僕は震える手でスマホのキーボードを打つ。

Aは気遣いうまいから、うまくいくと思ってた

嫉妬でどうにかなりそうな僕にそんなことを考えることはできず、ただのセリフのようにスルリと出た言葉。

僕はこの言葉がずっと頭から離れなかった。

僕は彼女が好きだけど、それと同時に彼女以外、Aとの関係も何もいらないなんて言う決断はできないのだと、気づいた。

すると、再び通知音が響く


メッセージアプリを開くと、やけに耀げだった。

まぁ、そういうことだからさ、俺はお前の恋応援するから、いつでも相談してくれよ。


その明るさは、強がっているだけなのか、それとも、僕への気遣いなのかわからない。でも、僕にはうれしさを取り繕ってできた、セリフをAの前で出してしまったことに何とも言えぬ罪悪感をもつ。

僕は正直にAにいうべきなんだろうか。

分からない。分からない。

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