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花束  作者: 天邪鬼の友
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そうそう、この話をしないとね。少し前に中間考査中に生徒会長選挙があった。もちろん、彼女はあまりそういう役職に積極的につくタイプではなかったので、彼女が出馬したわけではない。しかし、同じクラスの女子一人、男子一人が立候補した。結果的には、同じクラスの明るくおもしろい女子が生徒会長に就任した。基本的に、生徒会長以外のポストは二年生の中からやりたい人が、生徒会の副会長、委員長等に就任することとなっていた。

新しい生徒会長が誰であろうと関係のない話なはずなのに、印象に残った。それが、何かの始まりなような気がして、仕方がなかった。







そして、その帰り道、ピロリンというスマホの通知音が車のエンジン音よりもやけに大きく聞こえた。

Aからだった。待ち受けに表示されている文章をみた。



「俺、彼女に告白したんだ」



その言葉に周りが一気に暗くなる。

は?嘘だよな。

もし、Aと彼女が付き合っていたなら、僕はこれからどんな顔をして、部活に行けばいい?それに、僕は友達の恋を祝福することができるのか??

脳内ふるシェイク、カオスとなっていた。しかしうだうだしていても仕方がないことは分かっていて、通知を押すしかなかった。


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