表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紡ぐノート  作者: 紡ぐ者
3/4

3話 頭角を現して来た者達


      終末の剣と創の剣


      使える存在は運命に選ばれた子


天空場


クロス「だったはずだが?」


「コントロールできる手段があったわけだ」


クロス「彼女に悪いと思わないのか?」


「最初からこうする予定だった

 これが本当の意味で”エンド・ワールド”を

 止める最後の手段だ」


クロス「そのために全ての呪いを受けようと?」


「誰かがやらなければならないだろ?」



       世界なんて滅べばいい



クロス「お前さえ生きててくれれば」


「・・・」


「世界が滅んだら誰も生きてないのだが?」


クロス「みんなで

    ”レイチェヴュアル”に行けばいいだろ?」


「物語の登場人物は

 みんな”ノート”から離れたくないんだよ」


クロス「戻れれば良いのにな」


「・・・」


「思っても願っても



      存在に

      それだけはできないんだよ



過去に遡る


      そう そんな結果になるんだね


      その時は あなたは もう・・・


      全部は教えてくれないのね?


      お得意の


      ”すべてを教えたら物語はつまらない”か


      私に”やれ”と お願いしておいて?


      わかったわよ


      演じ切ってあげる


      そのために更新は常にしてもらわないと困る


      すべては1000年前に仕組まれたことなんでしょ?


      存在が”そこ”に到達するには早すぎない?


      後は勝手に動き出した生命に委ねるのね


      ところで あの子は元気?


      抜け殻なのに あなたも大変ね


      侮辱してるわけではないわ


      本気で心配してるの


      また歌でもプレゼントしてあげたら


      心に響くと良いね


      それじゃあ また


「・・・」


リアナ「知ると言うのも気持ち悪いものね

    誰に伝えても信じないだろうし」


リアナ「からかいすぎたかな?

    まあ


       逆鱗に触れたら

       地獄に堕とされる程度じゃ済まないけど



フェルク騎士団 訓練施設


       2倍の重力がかかってる状態で


       その重力がかかっていない


       すばしっこい狼 2匹を相手にする訓練


       訓練生の判断が試される


リアナ・フェルフィスカの場合


       狼の侵攻方位にトラップ魔法を仕掛けた


       これにより焼失された


リアナ「これなら重力なんで関係ない」



デルゼ・アウレの場合


        狼が最終的に攻撃してくる場所に


        短剣による刃を突き出した


デルゼ「最終的に

    どこを攻撃してくるか

    わかってるなら動く必要はない」



アズベス・ガルファーの場合


        重力など物ともしない身体能力で


        大剣を振るい狼を斬る


アズベス「俺に2倍の重力は関係ない」



クロス・フェクトの場合


訓練生A「あんな重剣2つも」


   B「しかも地に突き刺したままだぞ」


   C「訓練とはいえ死んだな あいつ」


教官 イザルト


イザルト「(傾きかけている重剣2つ

      選んだ武器としてはハズレ

      いや どんなバカでも選びそうにないが)」


クロス「はじめてくれ?」


         狼がクロスに向って襲ってくる


クロス「(嫌なんだよな 力を見せつけるのは

     教官に目をつけられるだろうし

     でも


        この方が楽なんだよな


イザルト「(重剣を)」


        押して倒した


        2匹の狼は それにつぶされた



イザルト「(ハズレの武器で

      重力を利点に変えた・・・)」


クロス「もう いいか?」


イザルト「・・・合格だ」



教官 会議室


      頭角を現してきた者達が出て来たな



ジクト国 大将軍 フレシェル・バードレ


フレシェル「ルルゥ魔導師団団長が目をつけただけある

      魔力の使い手としては天才的だ

      だが”フェルフィスカ”か 偶然か?」


ロウリ「調べさせているところです」


イザルト「本物だったら

     どうしてくれるルルゥ?」


ルルゥ「むしろ本物だったら貴重な存在

    将来 重要な戦力になる」


フレシェル「デルゼ・アウレか

      すべての能力においてバランスが良い

      スピードを駆使した戦法を得意とする

      フェルク騎士団には1番 向いてる」


イザルト「選ばなかった割には高評価だな?」


フレシェル「だからこそ お前に託したイザルト」


ルルゥ「アズベス・ガルファーも

    単純に強い

    もっと戦略的に動ければ」


フレシェル「そこは課題だな」


フレシェル「あとはシユ・アストだな」


ロウリ「目立った力は無いのでは?」


フレシェル「教官が騙されて どうする?

      あえて実力を隠している

      何故かは知らんが

      暴いてやる必要があるようだ」


イザルト「本気で言ってるのか?」


ルルゥ「クロス・フェクトについては?」


フレシェル「あの老人が目をつけているんだろ?

      なぜか耐えられている

      そんな存在は1人も居なかったはず」


ルルゥ「その者で完成すれば?」


フレシェル「脅威にしかならんな」


フレシェル「ロウリ イザルト ルルゥ

      ジアスタに動きがあれば

      すぐにでも動くぞ?」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ