いつの間にか
詩集第4弾!!
ずっと一緒にいるとそれが当たり前になって、なんとも思わなくなる。
けど、その当たり前が、本当はとてもとても大事なもの。
今回は、そんな少年目線の恋愛模様です。
どんなに迷ったって
どんなに苦しんだって
それは笑えるくらい
この世でたった一つの真実
ってやつだった
風を感じて僕は歩く
3月にしては寒すぎる空気
時々雪もちらほら
その中を
赤いリュックを背負って
僕は歩く
リュックの中には
悩んで買ったプレゼント
誰よりも大切な
君を想って選んだもの
そっと振り返り確かめる
踏切の前
この1年間
悩んで迷ってすれ違った
君の心がわからなくて
僕の心がわからなくて
いつのまにか
大切な真実を見失ってた
どんなに迷ったって
どんなに苦しんだって
それは笑えるくらい
この世でたった一つの真実
ってやつだった
去年のその日
君は精一杯の勇気を
僕にくれた
何も気づかなかった僕は
呑気に過ごしていただけ
だから今年のその日は
君の笑顔の
理由になれるように
君がくれた勇気と
一緒にいた時間に
たくさんのありがとうを
この1年間
悩んで迷ってすれ違った
それでも側にいてと
それでも側にいたいと
願ったのは
大切な真実に気づいたから
どんなに迷ったって
どんなに苦しんだって
それは笑えるくらい
この世でたった一つの真実
ってやつだった
どんなにわからなくなっても
変わらない真実
僕の君への想い
いつのまにか
この世でたった1つの真実