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君が好きだったけれど、想いすぎていた。
人生で少しだけ後悔したことがある。
それは君に別れを告げてしまったこと。
大好きだったけれど、なんだか気持ちはすれ違って、うまくいかない。
そんな日の繰り返しに俺は疲れてしまったから、君に別れを告げた。
それからも、時々君のことを考えていた。
あの時・・・この時・・・そして今・・・
何をしてやればよかったのか?
それでも俺達の関係はダメだったのか?
苦しかった日々は免れたのか?乗り越えることができたのか?
俺は君と別れたことで何か手に入れることができたのか?
多分、手に入れたのは“後悔”―――それだけだろう。