いつだったのか、忘れるくらい君が好きで。

それは、誰もが知っている“当たり前の事”。

歌を唄い、言葉を葬る。

そこにあるのは、人間(ひと)の叫び。

我らは行う、悪魔の降臨儀式(よびだし)。

ここは正も誤も存在しない、偽りの世界。

本当なんてものは、ここにはありはしない。

君も俺も、そして全てが嘘偽りでできている。

さぁ、血に染まるがいい。　どこまでも真紅に。

真っ赤に飢えた獣どもが、お前の血を求めて蠢(うご)いているぞ？

さぁ、啜れ。　好きなだけ生き血を啜るがいい。

真っ赤に飢えた獣どもが、お前の魂を求めて扉を叩く。