いつだったのか、忘れるくらい君が好きで。
タイトルが本編で、内容は詩である。
君を好きになったのはいつなのか?
2011/12/20 22:39
(改)
俺はふと、記憶の奥底を探ってみる。
2011/12/20 22:45
(改)
だけど、俺の記憶にそれは残っていない。
2011/12/20 23:35
(改)
じゃあ、一体どこにあるのだろうか?
2011/12/20 23:38
(改)
俺はそう思い、君の瞳を見つめてみる。
2011/12/20 23:43
(改)
だが、そこに映りこむのは空っぽになった俺の姿。
2011/12/21 20:43
(改)
俺は力を失っていたんだ――。
2011/12/21 20:49
(改)
そう思った時には、すでに手遅れだった。
2011/12/23 00:30
(改)
君が好きだったけれど、想いすぎていた。
2011/12/25 17:20
(改)
何事も、“やりすぎ”はよくない。
2011/12/25 17:21
(改)
それは、誰もが知っている“当たり前の事”。
2011/12/26 21:27
(改)
だけど、俺はそんな当たり前に気付きもせず、君を愛し続けた。
2011/12/26 21:32
(改)
何もかもが手遅れ、何もかもが叶わない。
2011/12/27 18:50
(改)
そんな人生を望んだ覚えはないのに・・・。
2011/12/28 21:44
(改)
なのに、“君を失った”事だけは変わらない事実で。
2011/12/28 21:55
(改)
だから、それから俺は変わる努力を続けた。
2011/12/29 22:57
(改)
だけど、性格なんてものは「変えよう」と思ってすぐに変わるものじゃない。
2012/01/01 19:04
だから、結局 俺はどこも変えることができなかった。
2012/01/03 22:50
(改)
いつだって、俺の努力は報われない。
2012/01/04 23:56
いつまで経っても、神様は俺に手を差し伸べてくれない。
2012/01/05 22:01
(改)
思い返せば、いつだって俺は失敗ばかりだった。
2012/01/07 22:59
(改)
あの時だって、この時だって、君といた時だって、そうだった。
2012/01/09 11:15
ずっと、神様は俺を見てくれない。
2012/01/10 18:14
(改)
俺は神様に見捨てられているんだ。
2012/01/10 23:25
(改)
思い出した!
2012/01/15 18:27
そんな時に、君に出逢ったんだ。
2012/01/15 18:33
絶望の淵から、君は俺に手を差し伸べてくれた。
2012/01/17 22:29
だけど、俺はその手を払いのけてしまった。
2012/01/21 18:36
やわらかい君の手を、優しい君の言葉を、俺は突き放してしまった。
2012/01/21 18:40
君は俺を助けてくれようとしてくれていたのに―――。
2012/01/21 22:08
(改)
でも、それでも、君は俺を助けようとしてくれた。
2012/01/25 18:15
どんなに辛くたって、君は俺を助けようとしてくれた。
2012/02/02 23:13
そして、いつからだろうか?
2012/02/02 23:18
君は俺の傍にいる人となった。
2012/02/02 23:22
だけど、今はもう隣にはいない。
2012/02/07 18:03
(改)
君は俺の前から消えてしまったから。
2012/02/13 20:23
(改)
だけど、俺は君を追うことができない。
2012/02/13 20:24
(改)
君は死んでしまったから。
2012/02/16 22:55
君は俺の前から消えてしまったから。
2012/02/19 20:46
(改)
だから、今は懐かしいと思う記憶が、君を求めようと俺の中でざわつくんだ。
2012/02/25 18:51
だけど、もうすぐ俺もそっちに行くよ。
2012/06/03 00:02
君を近くで感じることのできる世界に行くことにするよ。
2012/06/03 00:03
そうすればきっと、昔のように笑っていられるから。
2012/06/03 16:52
そうすればきっと、昔のように2人でいられるから。
2012/06/04 22:46
だから俺は、君を忘れないで、今までを生きてきたんだよ―――。
2012/06/05 22:58