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正社員どころかバイトにすら受からない無職  作者: Rybka


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食品工場

 家から歩いて25分くらいのところにある倉庫のバイトに応募した。和食の製造所のようだった。ちょっと調べてみるとフォークリフトでの作業もあるらしく資格のある自分にとってはチャンスかもと思った。(そう思って何度も応募しては落ちているわけなのだが)わけあって夜遅い時間に面接してもらうことになった。結構遅い時間だったのに(もちろん夜勤とかをやるような会社ではないはずなのに)それなりの人数が仕事をしていた。そこでフォークリフトについて聞いてみると衝撃の答えが返ってきたのだった。




「うちはプラッター(リーチ式のフォークリフト)しか置いてないよ。経験ある?」




実は当時リーチリフトは一度も乗ったことがなかったのである。教習所ではカウンター式という座って乗るタイプでしか実技を受けていない、それを正直に伝えた時点でこの勝負は決まっていたのだろう。(といっても今まで落とされまくっていたことを考えるともしこの会社のフォークリフトがカウンターだったとしても結果が変わっていたとも思えないが……)



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