第五話
俺はガイルに言われた通りギルドに来た。
そこは日本でいう市役所くらいの大きな建物だった。
「デケェ」
俺は早速中に入った。
中には様々な格好をした人が沢山いた。剣を持ったガタイの良い男。弓を持った男。杖を持った魔法使いのような女。
男だけではないのか。
とりあえず受付に行ってみるか。
建物の中心まで行くと、受付のような場所があった。
(受付嬢)「見ない顔ですね。受付ですか?」
(ケント)「そうです。冒険者登録ってここで良いんですか?」
(受付嬢)「はい。私が受付嬢のシイラです。よろしくお願いしますね
シイラか。めちゃくちゃおっぱいがデカい。それに顔立ちもすごく美人だ。日本にいたら女優として活躍できそうだ。
(シイラ)「ではまずは名前と職業、使えるスキルをここに書いてください」
俺は言われるがまま紙を書いた。
(シイラ)「職業:略奪者ですか。うーん、聞いたことが無い職業ですね。」
(ケント)「なにか問題があるのか?」
(シイラ)「いえ、そういう訳ではないんですが念のためにこの球へ手を触れてもらえませんか?」
(ケント)「球?」
(シイラ)「はい。この球は触れたモノに犯罪歴が無いかどうかを確認することができるのです」
めちゃくちゃ疑ってるじゃねぇか。なんて心の中で思いながらも渋々俺は球に触れた。
しかし球は何も反応しなかった。
(シイラ)「はい。犯罪歴はないようですね」
とりあえず安心した。
その後数分待つと
(シイラ)「これで冒険者登録は完了です。これがギルドプレートです。ここにはランク職業、基本能力値が書かれてあります。ケント様はFランクからのスタートです。ランクはFからSSまで存在しています。依頼を達成するとランクポイントが貯まります。それをマックスまで貯めるとランクが上がります。ランクが上がると、よりランクが高い依頼を受けることができます」
(ケント)「分かりました。それで聞きたいんですけど強くなるにはどうしたら良いんですか?」
(シイラ)「強くですか。でしたらこの依頼をオススメしますよ」
そこには『スライム退治』と書いてあった。
(シイラ)「スライムは初心者冒険者でも倒しやすいモンスターですので、ケント様に丁度良いと思いますよ」
(ケント)「ありがとうございます。ではこの依頼を受けようと思います」
(シイラ)「承りました。ではケント様、お気をつけて行ってきてください」
そうして俺はギルドを後にした。
俺はギルドで支給された剣を持って、街の門に向かった。
(騎士)「街の外に出るのか?冒険者ならギルドプレートを見せてくれ」
俺は言われた通りギルドプレートを渡した
(騎士)「確認した。初の依頼か?」
(ケント)「はい。今回が初めてです」
(騎士)「そうか、街の外は危険も多い。とにかく気をつけていけよ」
(ケント)「ありがとうございます」
そう言って俺は街の外に出た。
門を抜けるとそこには、平原が広がっていた。その先には大きな森が見える。
「 (本当に異世界に来たんだな) 」
そう切実に感じた。
俺はスライムを探すために歩き始めた。
そうして数分歩いたとき、目の前にギルドで依頼書に書いてあったスライムの絵と同じ形のモンスターが目の前に現れた。