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永遠の命で世界を救えたら。  作者: 渡利慶次
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今回導入された新装備と現在判明している感情エネルギーの調査報告書

今回実践投入された新兵器の説明書。



スタンスーツ (戦闘服)


機能紹介。


①防御編


この戦闘服は任意の箇所(装着者の周囲から50cm以内)に六角形の半透明な壁を生成できる。


大きさは個人の感情エネルギーの放出量によって決まるが平均は1m×1mほど。

今までの最高記録は3m×3m。

強度も個人差が出る。


技術的な問題で一日3回しか生成できない。


壊されるのが3回まで、ではなくあくまで生成できるのが3回までなので一度作って解除したら1回のカウントになる。

一度生成されれば任意での解除以外壊されるまで存在する。


銃弾は勿論、爆発や感情エネルギーの攻撃も防ぐ。



スタンスーツはそもそもが強度が高い。

防弾防刃がついておりそれらによって破れることがほぼない。

だが切り傷、銃創などからは守ってくれるが打撲などは守れない。

銃弾が当たると致命傷にはならないがとてつもなく痛く、撃たれ続ければ内臓にダメージが蓄積し死に至ることも。


また、感情エネルギーによる攻撃と至近距離での爆発は防げない。


②スタンスーツの戦闘補助システム


反重力システム。

基本的にこの星の中心に向かってかかってる重力を反転するもの。

上下方向にしか作用しない。

もちろん走ってから使用すれば斜め前方向に飛ぶのは可能である。


反重力のONとOFFはヘッドギアを通じて念じることで可能。


走る時にタイミングを合わせてONとOFFを繰り返すことで普段の2.5倍程度の走行速度を出せる。


また空中でOFFにすると一気に下方に落ちていき

ONにすると緩やかになる。


感情エネルギーの消費は少ない。



個人の感情エネルギー放出量の差で飛ぶ距離と走る速度が変わる。






特殊武器


エモーションビロウィ キャノン型

通称 Em-B

感情エネルギーを凝縮し直径15cmのレーザーを放つ。

何かに当たるまで真っ直ぐ伸び距離が遠いほど威力は弱まる。

手元のスイッチで切り替えることによってガントリングガンのような使い方もできる。

仕組みは至って簡単でレーザーを短く切ったものを連射するだけ。


威力は特殊武器内で2位。


敵の数が多い時には効果絶大。

ただし武器自体の重さがかなりあるので取り回しが難しい。

持てる人が限られる。

接近戦には向かない。


感情エネルギーの放出量の差で飛距離と連射速度が変わる。





エモーションシニック ショットガン型

通称 Em-C

銃口がラッパ状になってるのが特徴。


感情エネルギーを銃口から前方3mまで半球の形で放出する。

至近距離で、という条件付だが威力は特殊武器1位。

対象との距離が2mを離れると破壊より吹き飛ばしの能力に特化する。


感情エネルギーの消費は激しいが放出を続ければシールドとして利用も可能。

銃弾はもちろんのこと感情エネルギーも相殺できる。


感情エネルギーの放出量の差で威力と吹き飛ばし能力に違いが出る。





エモーションアンビヴァート グローブ型

通称Em-A


グローブの形をしており手のひらの部分に放出口がある。

感情エネルギーを1㎥の面積量の範囲ならどんな形にでも変形できる。

剣や斧といったものにして使用することが多いが極端な話1㎥の四角い立方体として出すことも可能。

理論上は1c㎥で長さ10kmの棒も出せるが長さを維持できる能力は個人の持つ感情エネルギー量に比例する。

今までの最長は20m。平均は3m。

また、創造したものを投げることも可能だがこれも感情エネルギー量に比例する。

こちらは最長40m。平均6m

使用者のアイデア次第で色んなバリエーションがある。


基本的に近距離専用だがもう一人同じ装備の者がいれば手のひらと手のひらをかざす事により一直線上にレーザーを繋げることができる。

岩程度なら無視して切断できるが鋼鉄以上の強度のものは切断するのに時間がかかる。

威力は4位。

スピードと小回りに全振りした装備。


感情エネルギーの放出量の差で飛距離と生成する物の長さの限界が変わる。






エモーションハンブルブラッグ スナイパー型

通称Em-H


超遠距離まで直径5cmの感情エネルギーを凝縮したレーザーを放出する。

超遠距離を実現するために安定した放出量が必要となったため威力は至近距離でも超遠距離でも変わらない。

それが吉と出るか凶と出るかは使用者次第。

またこの凝縮されたレーザーは2回180°まで曲がるホーミング機能が付いている。

オートモードもあるが任意のタイミングで角度を変えることが可能。


また任意のタイミングで放たれたレーザーを分散することができる。

その分散される本数は感情エネルギー量により個人差がでる。

平均は5本で最高記録は28本。

ただし分散するほど直径が細くなるため、当たる箇所によっては致命傷にならないことも多々ある。

また、分散した時点で自身で操作することは不可能となり自動追尾システムに切り替わり最も近い順に標的にする。


感情エネルギーの放出量の差で飛距離と分散量が変わる。


威力は3位だが報告されている撃破数は1位。









感情エネルギーの調査報告


人間の感情をエネルギーに変換して使用するため個人の能力の差が出る。


基本的には使用する時点で沸いている感情から変換するが消費量に見合わない場合、過去の思い出や蓄積した感情を消費するものと思われる。


大まかに分けて2通りの人間がいる。

感情を溜め込むタイプとすぐに発散できるタイプである。

消費の仕方が違うが今ところ大きな差は確認できていない。

ただし今現在までの報告では溜め込むタイプの方が生存率は高い。

その差が何によるものなのかは調査を継続する。


また現時点で感情エネルギーの枯渇によるものなのかまだ確証はないが3名ほど戦闘中に失神し、そのまま意識が戻らないという症状が報告されている。


生命活動は維持しているが最初に報告された者は既に3ヶ月経過しているが以前意識は戻っていない。


以上で報告を終了する。


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