子犬達の名前が決まったようです~
嫁さんの悪阻が収まり、安定期に入った。
今まで後回しになっていた子犬達の名前を決める毎になった。
再びリースとアマリリスのじゃんけん勝負の結果。
うちの二匹は、
ランドウルフ・キャン雌
よくキャンと鳴くことからリースが名付けた。分かりやすく安直やな~。まあ~、呼びやすいんで良いんやが、
ランドウルフ・ルーブル雄
こっちはアマリリスが名付けた。なんや芸術家になりそうな名前やで、
大山羊:ドルフラング二世雄
これもリースが名付け親だけど、アマリリスと嫁さんに懐いていた。
こんどこいつにお嫁さんでもと話がでとるわ。
ユーリア様
ランドウルフ・マリアッテ雌
流石はハイソな名付けです~、貴族令嬢様かって。言いたいです~。
それから半月したら、嫁さんとアマリリスにせっつかれ仕方なしに。一頭の大山羊の雌を買ってきましたで、
これはアマリリスが名付けたんやが・・・、
お前ら本当にこれでええんか?、僕にはそのセンス理解出来ません!
大山羊:メープルローズ女王雌
大山羊の女王様とかつけるのありかいな?、最早意味不明ですわ~、はあ~、二頭並べたら余計変なことになってます~。
大山羊:ドルフラング二世雄
大山羊:メープルローズ女王雌
何処かにいそうな王家が誕生やろ!?、これから山羊帝国の発足やろか?、
でも二頭は仲良しです~、
僕にも慣れてくれたんでそれは安心してます~。モコモコしてて可愛い所もあるからまあ~、ええけどな。
その内、山羊帝国の勢力拡大で、僕と嫁さんの子供が、それに乗って戦ったり?、
んなのあるわけないか~!。
もうすぐ冬本番や、
山羊達もモコモコしとるし撫でると気持ちがええで~。
そろから年末前に、使節団の帰還が決まった。
レウス子爵にお願いして、帰還するついでに、じいさんの家に嫁さんの懐妊の手紙送りました。
レウス子爵「アサマ男爵。その色々と大変だと思いますが・・・」
キイチ「あんまり酷いようなら、何とかしときます~」
ニヤリ、獰猛に笑ったキイチにレウス子爵の顔がひきつる。
レウス子爵「それでは、先に帰還させていただくよ」
大使は、何をかんがえてるのか、使節団の見送りにも来ない。
これは失態である。
あまり酷すぎるならば、ダオス・オーデ・ゾフマンについては、消えて貰う毎になるやろ。
§§§×§§§
ベストリアーネ
悪阻が収まり、容態が安定したので、久しぶりの登城です。
わん、キャン!
二頭も慣れた物で、姫様の部屋前に到着すると、きちんとわたくしを待っててくれますもの。
ほどなく中にいるもう一匹が、わふ!
と喜びの声で出迎えてくれたわ。
中から姫様付き使用人が出迎えてくれた。
それからは楽しお茶会の始まりです。
側付きの侍女達は、子犬達にメロメロですわね。
ユーリア「ベストリアーネよく来て下さいましたわ♪」
もうすっかり元気になられて安心しましたわ!、
ユーリア「それにしても、ベストリアーネに子供が出来るなんてね」
姫様の顔が、少し暗い。そうですわよね。姫様の仕事は隣国に輿入れして子供を、二国の架け橋になる。お子を生む使命がございます。
とても・・・、お辛いのですわね。
ベストリアーネ「(姫様・・・、内密なおはなしをよろしいでしょうか?)」
完全な内密は無理でも、側付きの侍女にほんの一時、姫様と二人になる時間があれば、伝えることは可能だ。
アサマ家の秘術を!
コクリ、真剣な顔のベストリアーネを信用して、しばらく会話を楽しむから子犬達を連れて、散歩させて欲しいとお願いすると、
みんな2つ返事で了承してくれましたわ。
それから姫様に、アサマ家に伝わる懐妊の秘術を授けた。
もし上手く懐妊しても、姫様だけの子孫だけに伝えるようにと約束して。
━━━二月後。
姫様が懐妊しましたわ。
姫様わそれはそれは大喜びになり、冬の寒さも我慢出来ると幸せそうに笑ったわ。
ありがとう旦那様。
§§§×§§§
年が明けての大祭が行われた。
通りは雪で埋もれ、毎日雪かきにいそしんでいる。
そのまま僕のアイテムボックスにし舞い込み、いつか何かにつけて使えるかも知れんしな、
リース「・・・・zzzz」
僕が作った冬の暖房器具。こたつが今のお気に入りで、野生も無くしたキャンとルーブルもリースと一緒によく入ってます~。
お前らほんまに狼なんか?、疑問ですわ。
━━━2月。
長いベラース王国の冬も忘れ去れるような朗報が、国中に知らされる。
皇太子の妻で、アーペル王国の元王女が、待望の懐妊したと知らされたのだ。
第五章 完




