僕と嫁さんは、外交官と愉快な寄せ集め騎士団と、旅に出ましたです
外務大臣は、なんの因果かポートレ公爵閣下でした。
変な所でお会いして、二人で苦笑いです~。
ドンオール公爵「貴様も苦労しておるようだな」
キイチ「まあ~、僕の一言で、上の人が首チョンパしてますから、このくらいは甘んじて受けます~」
ドンオール公爵とて、話は聞いていた。雀どもの手落ちであるので、キイチには完全に無関係であるが、宮廷の権力争いに余計な横やりを入れたくないのは、外の侯爵辺りであろうか、
色々とキナ臭い所である。
公爵にとってもキイチは宮廷から離れていた方が、都合がよく。また機転の利くキイチが姫殿下の傍らに居るのは悪くないことであった。
ドンオール公爵「向こうではほどほどにせよ」
キイチ「閣下、僕から首突っ込んでもうたこと一度もありません~。向こうから勝手に着よるんで諦めて下さい」
ドンオール公爵「まあ~よい。せいぜい殿下を楽しませてこい」
キイチ「承知致しました」
二人は和やかに笑いあった。これには外交官のレウス子爵も驚きの顔を浮かべていた。
レウス子爵筆頭に、新しい大使も同乗しているようだが、こちらと話すつもりは無いようだ。
1人豪奢な馬車に乗っていた。
僕も馬車は用意していたが、妻の側仕えであるミィシャは残念ながら、領街ロンドでお留守番である。
その代わり元冒険者の侍女二人を僕が男爵家の側仕えに雇っている。
リース元Cランク冒険者で猫の獣人、夜に強い見張りと斥候タイプである。
リース「お休み・・・zzz」
もう寝てるわ~、
ベストリアーネ「あらあらしょうがないわね~」
小柄な少女リースを抱き上げ馬車に乗る嫁さん。
もう1人が、
アマリリス「旦那様・・・、そろそろ馬車に乗りやがれ、です」
めちゃくちゃ口悪!、性格は良いんやが・・・。
アマリリス「むっ、旦那様、今失礼なこと思いやがったな、死ね」
いやいや、ルビ怖いで、見た目はめっちゃ美人さんなんやが、毒舌過ぎるで~、僕のとこ以外無理やろな~。
アマリリス・バオン39
ハーフエルフちゅうファンタジー種族なんやが・・・、
アマリリス「ああ~ん、なに見とんじゃボケ、です」
この毒舌過ぎる美人ハーフエルフさんは、です付ければ敬語やと思い込んどる。
頭が可笑しな人です~、
でも弓の腕前が超一流で、精霊魔法と風魔法の使い手や、
毒舌過ぎるに目を瞑っても面白い使用人やから雇って見ました。
どや顔←後悔してません、
だって、美人さんですから!、これ大事。
物凄い問題が昨日発覚してます~。
使節団の護衛に、国の第五騎士団100名が付いたのはええ、
ほんまもんの騎士団やったらな~
もうやだ、なんやのこの国、バカばかりやな~、
ルーデンス「男爵様・・・その」
あっ、この隊長さんは、僕から日用品から、嗜好品、後無事に護衛出来たらと国には内緒のボーナス支給するちゅうて、
前金で大銀貨二枚を全員に渡してます~。
何せ、全てがありません、用意されて無いんですわ!。アホか、言う話です~。
食料から何から何まで全部やで?、だからドンオール公爵様の立ち会いの元、1ヶ月分の食料と飼い葉、必要なもんは僕が払いました。
白金貨一枚分で足りて良かっです~。
めっちゃ感謝されましたで、ルーデンス隊長さんには、騎士爵を持ってるお人でルーデンス・ケノービ言う人や、決して宇宙の〇〇〇さんとは違います。
昨日会ったときは驚き過ぎて唖然としたで!、
なんやボロいロングソードと中古のショットソードを予備にしてはる。苦労人です~。
ルーデンス「ほな隊長さん、これは捨てるもんです~、処分お願い致します~」
僕は、その日は無理でしたが、そこそこの数打ちと、それなりな武器を鉄の変わりに前にぎょうさん頂いてありましたが、それをあたかも用意しましたって顔でいますがなにか?、
売るか、捨てるかと言って、護衛の騎士団に渡しても、その後どうしょうが、彼らの自由やな~、
ルーデンス「・・・・心遣い。痛み入る・・・」
こんなとこで泣いたらアカンで、部下とかもみんな嬉しそうに笑ってます~で、
商人「納品の確認をアサマ男爵様」
キイチ「確かに、これは急なお願いに対応してくれたお礼や、みんなで酒でも飲んでや~」
少なくない金を渡すと商人は揉み手で、スキップするように帰ってたで、こう言う気遣い出来ます~って貴族様だったら、また何かあっても手を貸してくれるもんです~。
ドンオール公爵「相変わらずだな男爵は」
あらやだ!。公爵様見てはりましたか、
キイチ「国政は分かりません、でも公爵様も見てた通り、雀は大きな失態しましたで~、これを上手くつこうて下さい、僕にとって小銭程度ですが、彼等にとっても僕や新任の大使、ましてや外交官もの命がかかってました」
国軍言うても、第五騎士団は、寄せ集めの弱兵です~、しかもみんな庶民から兵士になったもの達です~。雀達の嫌がらせ部隊ですわ。
ろくな装備してませんでした。鎧と馬だけ、要するにがわだけやで、後の金は自分達の懐の中やな~。
ドンオール公爵「ふむ、確かにバカどもは考え無しであったな~」
ニヤリ、獰猛に笑ってはる公爵閣下は怖いで~。
キイチ「ほな、閣下行ってまいります~」
きちんと貴族の礼をしたキイチに、ドンオール公爵は笑って見送ってくれましたで、
持つべきは、権力者とのユチャクやな~。




