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浅間工務店の若は、異世界でツーバイフォー工法を極める  作者: 背徳の魔王
なんや領街に行くと襲われなアカンのかいな
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いや~、仕入れに助かります~




キイチ「それはそうと、お金とか要りませんから、鉄や銅鉱石とかあったらもらってええかな~?」


シド「はあ~、それは構いませんが・・・」


 何故そんなものを?、不思議そうに見てきた。

そこは自分のためですとか言えませんやんか~、恥ずかしいんで、


キイチ「僕は商人ですけど、趣味で色々作ってましてな~」


シド「はあ~・・・・」


 変わり者貴族だと思うてくれたんか、それ以上聞かれることありませんでしたで!


 そんで間抜け海賊どもは、仲間やと思うてか偽装した兵士をバカ笑いしながらぎょうさん出迎えてくれました。

 ええそれまもう、だから海水まぜた麻痺毒をたらふく飲んで貰いましたで~、とても喜んでくれてはりました。


シド「キイチ殿気を付けて!」


キイチ「まかしとき~、僕のスキル【影が薄い】は、よう見とかな分からなくなりますよって、頭は殺さないよう捕まえときますからあんじょうお任せやで~、ほな、囮お願いいたします~」


 この辺りにおった海賊殿は縛り上げられ海賊船と共に沖にでます~。

 慌てふためく海賊達は、頭の所に行くもんやで~、僕はその後着いてく序でに色々仕込ませてもろう予定です~、

 まだまだぎょうさん海賊様はおりますからな~、気配察知が真っ赤ですよって、下手したら小さな町位おるん違うか~。


 キイチの予測は当たっていた。この海域に生息する海賊のほとんどは海賊の町に一度は上陸していて、のんと船の修理ドックまであったと後に分かる。

 この時島にいた海賊は2500名、その家族1000、誘拐され奴隷にされた女、子供が実に500を超えていたそうだ。


 まあ~、僕には関係ありませんせけどね~。

 真面目な話は、責任者にお任せ致します~。


 それからキイチは【臭い消し】【隠者】までつこうて、とっとと海賊の町に溶け込んでますが何か、騒がしくなった海賊島からシドは海賊船を拿捕して、沖に出た。


シド「さすがは冒険者から貴族なられた男だ。私もあんな男になりたいものだ」


 シドから見たらたった一人でと目が潤んで感動していた。周りの兵士も同じである。

 でもキイチにとって、どうしてもヤバければユニークスキルで作った小屋に逃げ込めばどうとでもなると確信しての単独行動でした。


 




§§§×§§§



 《ポートレ》



 公爵屋敷


 ドンオール・デイール・ポートレ39


 つい一月ほど前になるか、わしは妻と共に新任貴族が100年振りに生まれると聞いて、王都に滞在していた。


 キイチ・アサマと言う商人で冒険者と変わった経歴の男だったが、なかなか面白い男だった。


 わしにもお土産をあの精力薬黄金卵を沢山寄越した。妻には若返りの秘薬とも呼ばれてる黄金ロイヤルゼリーまで、なかなかやり手の男爵だと。

 王は勿論、王都に来ていた貴族全員が感心したと言ってよい。

 あの囀ずるしか能がない雀どもが、諸手を上げて歓迎してる様は異様ではあったな。


 なかなかどうして面白い男が青い血に列なったと、わしらは思うておったよ。


 それから公爵としての公務をこなし、

海賊の起こした被害に頭を悩ませ、遂には我が家に仕える騎士にまで被害が出る始末であった。


 あの新任パーティーから半月は過ぎた頃、我が領街にあの腐れ海賊どもが船団を率いて攻めて来よったと言うではないか!、

 あの時、怒りで倒れそうになった。


 しかしそれを上手く撃退してくれた貴族がいた。


南のゴートガス侯爵の派閥で武闘派のプランダー伯爵、そして・・・、


 キイチ・アサマ男爵だ。


 アサマ男爵はプランダー伯爵の孫娘と婚姻を結んでおったが、


 酔狂なことよ、わしはそう思った物だ。


 表面的に処理された内容では、我が配下によって海賊船二隻を沈め、一隻を拿捕したことに為っている。

 しかし真実は違う、


 キイチ・アサマ男爵が客船の船員、民を使って海賊どもを見事な策略で、三隻もの海賊船と海賊を拿捕した上に、多くの民を助け、海賊どもを捕まえ。


 我が兵士に引き渡した。その上、プランダー伯爵が手伝った民に、わしからだと金を払ってくれたのだ。


 それにより領民は喜び、海賊船拿捕に協力した船員には、海賊船にあった金を山分けにして喜ばせ。


 海賊船の一隻を献上してきたアサマ男爵のお陰で、わしの、ドンオール・デイール・ポートレ公爵としての面目が保たれ、名声が上がった。


 ゴートガスにはお礼状を出した。


プランダー伯爵には貸しとして貰った。アサマ男爵にもだ。


 これは貴族として、貴族当主としてあまり良くないことだが、今一度、男爵の手を借りる毎にした。


ドンオール「今頃。海賊島であろうか・・・」


 先ほどはやくもポートレの船団が、戻って来た。沢山の海賊を捕まえてな!。

 なんとも奇策であろうが、水魔法の使い手だったとは、納得である。プランダー伯爵が羨ましく思うたものよ。







§§§×§§§




「六甲〇〇〇に~」


 へたくな鼻歌歌いながら、飲み水に麻痺毒をいれてくキイチ。その序でに放置されてる薬、薬草、香辛料、ポーション、鉱石を仕入れてきます~。


「おっ、これはなかなかの武器やな~」


【聖銀の剣】

【聖銀の盾】

【聖銀の鎧】

【聖銀の兜】


「これは公爵様案件やな~、預かっとくで~」


 それにともなった親書もあったんで、しまっときました!。


「おっ、あいつ偉そうやな~、付いてきますわ」



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