初めての戦闘も不真面目に利益を求めたるわ
《虫の区域》
この森は、あまりに広大に分布しており、
古くからモンスターの宝庫と呼ばれており、伝説の竜王すら此の地の何処かにいると言われていた。
この大陸にある冒険者ギルドではこの森をSSランクと位置付けていた。
SSランクとは、人類が生活するのは限りなく不可能と呼ばれる危険地帯である。
最低でもDランクの昆虫モンスターの群れを倒せるだけの能力が無ければ、命を失うのは確実である。
ん?、なんや・・・。
微かに何らかの生き物が放つ、気配と言うのか、
察したような・・・。
『【気配察知】を覚えた』
なんや今のは、急に無機質な女声が頭の中に響いたら、そら驚くで!。
「なんやねん、全く訳の分からんからに、はあ~ステータスオープン」
浅間喜一郎/レベル1
職業:無職・17
HP30/MP22
STR:E
VIT:F
INT:G
MID:F
AGI:F
DEI:E
称号:異世界女神の加護・微
ポイント5
(スキルレベルアップまたはあたらスキル取得に必要なポイント)
女神ボーナスポイント1
ユニークスキル
【ツーバイフォー工法】
スキル
【異世界言語2】
【木工・加工4】
【金属加工2】
【鑑定4】
【気配察知1】NEW
武術スキル
【体術1】
【剣3】
魔法スキル
【アイテムボックス4】
【魔力感知1】
中身
大金貨2
金貨18
大銀貨6
銀貨96
大銅貨15
銅貨198
【侯爵家の短剣】
【薔薇の指輪】
【逆巻く刃の紋章の付いたロングソード】
ロングソード×5
ショットソード×12
ナイフ×12
短剣×2
薪×31
天然水×100万ガロン
薬草×15
毒草×9
消しの実×6
ナッツ×25
「おお~!、なんやただでスキル覚えたがな~、イヤ~お得やで」
ステータス確認したとたんに、キイチは上機嫌になっていた。
因みに大阪人にとって、モチベーションとは、いかにお得に。ちょっとしたもの獲たかやな~、
大層な物は要らん、ちょっとしたもんが貰えたら、それだけで1日幸せになれるて~。人にも優しくなれますよって、あんじょう覚えとき~。ええな?。
ここんところテストに出るからしっかりノートに書いとくんやで。
俗物と言われようが何しようが、我が道を往くのが関西人である。
「なんや今のは・・・」
気配が急に、上に翔んだのだ。
「まるでこれは・・・」
直ぐにさっした。
「たった今、モンスターが他のモンスターに襲われたか、なんやこの森って、弱肉強食かいな、恐ろしい所やで全く難儀なことで~」
さぶいぼが=『鳥肌が』立ってもうたがな~、
「ん?、これはなんや【鑑定】」
『蜘蛛の糸』
今さら気付いたのだか、木々の間や根っ子の部分に、朝露でようやく見える極細の糸が、張り巡らされていた。
『蜘蛛の糸』
様々な素材として加工可能、高価で取引きされている。
「な。なんやて~!、かっ、カネになるんかいな、それがこんだけぎょうさん落ちとる訳やな~、毎度おおに~、ありがとうございます~」
ニヒヒと嬉しいそうに笑っていた。
「ほなら糸巻くをぎょうさん作りまひょうやないない♪、こら蜘蛛見付けたら根こそぎ素材ゲットやな~」
どちらが獰猛か些か疑問である。
しかし大阪人にとって、拾ってお金になるんやったら、拾わなそんそんとばかりに、多少危険であろうと爆走するのが関西人の生態であった。
━━━小一時間。
キシャー!?、キシャーァアアアア・・・・・・。
無数の蜘蛛の断末魔が響いたとかいないかとか、チャンチャン。
§§§§§◇◇◇◇◇◇§§§§§
浅間喜一郎/レベル1→10
職業:無職・17
HP30/MP22→HP130/MP77
STR:E→E+
VIT:F→F+
INT:G→F
MID:F→E―
AGI:F→E―
DEI:E→E+
称号:異世界女神の加護・微
ポイント55
(スキルレベルアップまたはあたらスキル取得に必要なポイント)
女神ボーナスポイント1
ユニークスキル
【ツーバイフォー工法】
スキル
【異世界言語2】
【木工・加工4】
【金属加工2】
【鑑定4】
【気配察知1→2】NEW
武術スキル
【体術1→2】NEW
【剣3】
魔法スキル
【アイテムボックス4】
【魔力感知1→2】NEW
中身
大金貨2
金貨18
大銀貨6
銀貨96
大銅貨15
銅貨198
【侯爵家の短剣】
【薔薇の指輪】
【逆巻く刃の紋章の付いたロングソード】
ロングソード×5
ショットソード×12
ナイフ×12
短剣×2
『蜘蛛の糸巻き』×197
『蜘蛛の毒腺』×105
『蜘蛛の足』×197セット
『蜘蛛の牙』×197