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浅間工務店の若は、異世界でツーバイフォー工法を極める  作者: 背徳の魔王
なんや領街に行くと襲われなアカンのかいな
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僕は発明の母ではないで~す~




 なんやかんや、ギルドの一部借りて、たこ焼きの実演販売したら、えろう大変なことになりました。


 じいさんに悪いが、ずいぶん帰りが遅くなってもうたで~。


ランドール伯爵「そう言えば、先ほど何やら思い付いたと申してたな」


ここは馬車の中ですよって、聞き耳立てとる者は居まへん。


キイチ「そうや、僕の国にはな、水汲みが楽になる物があんねん、作りは単純やけどな~、すっかり忘れてたわ~」


 キイチの日本での家は工務店であった。何でも屋見たいなもんやで、金になる仕事は何でもやっとたから~、おとんは大概の作業が出来た。


 それは井戸の採掘から水汲み上げ式の昔ながらのポンプも、鉄パイプつこうて作って見せてた。


 僕も見よう見まねでやってたから、一通り出来ます!。


ランドール伯爵「・・・水汲みがな、そうか」


 首を傾げるランドール伯爵には理解出来ないようです~。


キイチ「まあ、1個作りますんで、試すとき使用人さん呼んでから見せれば理解出来ます」


ランドール伯爵「・・・・そうか?」


 あんま納得してへんのは、普段家事をやるんが使用人さん達やからです~。


 遅めの夕飯の後に甘えん坊将軍様とラブラブしてから。


 その日は早めに寝ましたで、あっ勿論、昨夜もお楽しみでしたで!。

 僕はわりとオープンなエロですんで、引かんといてなぁ~。



 翌日、お昼までのんびりして午後から、

 

 簡易ポンプの制作です~、いつの間にか作れる物も増えてたで、


 クラフトにも新しく靴の制作もあったから、良さげなモンスターの皮で靴作りもエエな~。

 ほな、これで出来上がりです~。


 素材は青銅があったんで分けてもらい。設計図と一緒に試作品つくりましたで。 


 




§§§×§§§




 また婿殿がおかしなこと何やら始めるらしい。


 なんでもギルドマスターとの話し合いの時に思い付いたとかで、水汲みの道具とのことだが、


 ワシには必要せいがいまいち判らん。


 だが、使用人に触を出したらどうしたことだろうか?。


ほとんどの使用人が集まったではないか、これはどういうことだ?


ソーニャ「ウフフフ、その様子ですと不思議だとお思いですね旦那様」


ランドール伯爵「うむ、不思議でならぬ、だがその方は理解しておるようだな?」


ソーニャ「それはそうですわ、わたくしの妹の一人は庶子として育てられてましたもの」


 これにはランドールもピンと来るものがあった。


ランドール伯爵「確か、豪農に降嫁されたんであったな」


 ランドール伯爵の妻は、遠縁であるが、ロンド家の縁戚に当たる。子爵家の出であった。


 もう亡くなっているが、ソーニャの話では相当苦労したと聞いている。





§§§×§§§




キイチ「これでしまいや~、ほなミイシャ試してみい!」


「わっ、私ですか!」


 いつも物怖じしない子で、名前はミイシャと言う、この屋敷を任せてる老夫婦の孫娘でもあった。ベストリアーネも可愛がっておるようで、


 本人も都会に憧れを持っているようだ。


ミイシャ「これを上下に動かせばいいんですね~?」


キイチ「そや、力は要らへんから片手でやってみいや」


 腕捲りしてたミイシャだったが、ずっこけたようなコミカルな動きをする。

 小さな笑いを受けて、顔を赤くした。


ミイシャ「もお~、キイチ様」


 むくれるミイシャの頭を撫でてやる。


キイチ「また美味いもん食わせたるわ、頼んだでみい!」


ミイシャ「も~お~。仕方ないです~」


 ふっ、ちょろい、所詮はがきんちゃやな~

 

ミイシャ「いきま~す!、えい、あれれ・・・、軽いです!、凄く軽いです」


「おい、水が、水が出たぞ」


「ミイシャが、子供が片手だけで、あんな簡単に・・・」


「これは、凄い!、なんて凄い発明だろうか」


「キイチ様こそが発明の母では」


キイチ「違います~、僕は男なんで兄ちゃん位にしといて下さい」


ベストリアーネ「もお~、旦那様ったら」


 呆れた嫁さんにキイチは朗らかに笑うて、


「じいさんこれはかなりデカイ利益が出ます。僕が5%、伯爵家が15%の販売許可権料から20年貰える契約を商業ギルドとむすぶ必要がありますな」


 きょとんとしたランドール伯爵の傍らにいた執事長が、すっとランドール伯爵の前に立って、キイチに一礼した。


執事長「その交渉、わたくしめにお任せ下さい」


キイチ「そこまで謂うんや任せます。そうやな、僕の条件で契約書もろうて来たらボーナスに大金貨出すから頑張ってやりいな」


執事長「はっ!、心して勤めさせて頂きます」


 何やら気合いが違う執事長に、ランドール伯爵が戸惑った顔をしていた。


キイチ「じいさんこれからの話だ」


ランドール伯爵「・・・・うむ」


キイチ「まずバハヌスから広めて行きますが、商業ギルドの商人は利にさといです~。すぐに王国全土に広がりますよって、王家に先駆けて特別製のポンプを献上しときまひょ」


ランドール伯爵「そ、そうなるのか?」


 いまいち理解出来てないランドール伯爵は、やはり武闘派の貴族である。


 使用人を雇ってる普通の貴族や大領地を持ってる貴族も利点を理解すれば、こぞって買って行くものだ。

 これぞ面倒なことはじいさんに利益はこっそりキイチに作戦やな~。

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