うちの婿殿はおかしい
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一昨日。庭で婿殿が倒れたと大騒ぎになった翌日には、
婿殿の手料理の美味さに大騒ぎと、毎日がビックリ箱のように忙しない、でもいやな忙しなさでなく、とても面白いのが困りものですわ~。
旦那様は、朝から婿殿連れ出して、パハヌスの商業ギルドに行っておりますわ。
あれは間違いなくこのパハヌスの名産になる料理ですしね。
昨夜は、婿殿の作った燻製チーズを楽しみ。
今朝は焼きたてのパンと婿殿の作った燻製ベーコンと玉子頂きました。
絶品でしたわね~。
うちの婿殿はおかしいわね~。
なんであそこまで食に熱い気持ちが強いのかしら、
「生まれが、美食の国とかでしたわね~」
婿殿が、おかしいのではなく、生まれた国がおかしいのかもと思えた。
この先、うちの婿殿はどんな騒ぎを起こすのか、楽しみであり、怖くもあった。
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いや~昨日は楽しかった~、
思う存分たこ焼きや至ったで~、僕は頑張った、めっちゃ頑張りました。
みんな褒めたって~。あっ、女神様と神龍様ように。昨日の夜祭壇作って奉納しました。
するとお供え物は無くなってもうたんやが、なんとなく嬉しいと感じました。
まあ~喜んでるようで何よりやで!。
「ようこそパハヌス商業ギルドへ、ブランダー伯爵様、アサマ男爵様」
わざわざギルドの前までギルドマスターが出迎える。
それは貴族だからだけではない、この町の領主であり、新しい商売な種を見つけてきたと先触れが届いたからである。
「悪いなギルドマスター、時間を取らせる」
「はっ、閣下のご用命であればこのダーモ何時でも時間を作りましょうぞ」
「ささ、こちらへ」
やたら腰が引いギルドマスターと幹部にやや引きながらも、二人の目を見て気を引き締めた。
流石は強かな商人、笑顔の下に欲望に満ちた獣の顔が隠れている。
二人は、ギルドの特別室に案内された。
ランドール伯爵「今日訪ねたのは、うちの婿殿が面白い料理を振る舞ってくれてね~、婿殿」
キイチ「了解やで~じいさん」
キイチのとても貴族とは思えない喋り方、聞いたことがない方言である。
キイチ「まずは食べて下さい」
キイチは何も無いとこから香ばしい香りの何かを取り出した。
噂通りアイテムボックス持ちの水魔法使いのようだ。
ダーモ「頂こう」
「はっ、はい」
ダーモ「あつ、ハフハフ、これは美味い!」
「確かに、このソースも美味しいですが、凝縮されてこの味は!、海の海産物の味ではないですか!」
ギルドマスターよりもとなりの幹部の人の方が前のめりになっていた。
ギルドマスター「これは確かに、海の素材がメインで、使われてるのは小麦粉と玉子ですかね?」
キイチ「正解や、これを使って焼いて行きますねん」
幹部「ほ~このぼこぼこした穴に、生地になるなにかを入れて焼いてくのですな~」
流石は商業ギルドの幹部、ギルドマスターは頭が回るようやで、
「そうや、まずこのたこ焼きが何をメインにしてるかといえばこれや!」
ギルドマスター「なっ、なんと」
幹部「まさか!、あの廃棄食材があの食感の正体だったとは・・・」
キイチ「因みにうちの国大阪では、オクトパス言わんとタコと呼ぶねん」
「タコですか?」
キイチ「そや、うちの国では坊さん、こっちで言う司祭様やな~、でな頭を丸めて説教垂れるんやが、ごっつう腹黒い坊さんが昔おってな、タコもツルツルで墨を吐くやろ」
全員に確認してから、
キイチ「腹黒いから墨を吐くねん言うとんち、いわゆるこじつけやな」
ギルドマスター「なんとま~」
ギルドマスター、幹部、じいさんまで目をまん丸にしとるで、どないしたんや?、
ランドール伯爵「キイチよ、その・・・。なんと言うか、何処の国でも生臭坊主が居るもんだ」
なるほど、整ってましたか、思わず掌にポンとする。
キイチ「あっ、忘れとたで!、そうやポンプもあるやんけ、じいさんあんたのお陰でめっちゃ稼げるのも思い付きました」
すっかり忘れてましたわ~、
キイチ「とりあえずこのたこ焼きの材料と製法は、バハヌスの商業ギルドだけにお譲り致します」
ギルドマスター「まっ、誠にですか!」
キイチ「はい、僕はじいさんの寄子になるからとは言いません、僕はな~こんな港町が大好きですねん、みんな笑顔でした。漁師も民も僕の国のたこ焼きが、この町でもっと笑顔作れたら嬉しく思いますんや、でも貰う物は貰いますけどね~」
キイチがニヤリと笑えば、二人ともが笑顔で悪い顔してました。
それから金貨500枚で利権を売却して、
各々の材料の製法から加工の仕方、これは大金貨50枚で売却しました。
儲けるもんは儲けとかな損やですわ~、えろすいまへんや~、銭ゲバぽくて、




