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浅間工務店の若は、異世界でツーバイフォー工法を極める  作者: 背徳の魔王
海を目指して天丼てんやな~
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貴族の晩餐にキイチのお土産炸裂




 今日は、伯爵領から滅多に訪れぬマイヤー伯爵が王都に到着した。


 この話題は貴族の間に瞬く間に流れた。


その日は遅くまで、ランドール伯爵との謁見を求める使者が訪れた。



 そのせいか夜遅くまで対応に掛かりきり、夕食はかなり遅い時間となった。


キイチ「お願いいたします~」


執事長「承りました」


 食事が終わったタイミングで、当主でもなく、客人扱いのキイチが合図すると言うことは、何かしらの品が出されると言うことだ。


ランドール伯爵「ふむ、キイチよ、夜も遅いさすがに何か食べるとなると厳しいぞ」


「承知してます~、ですから軽く飲めるもんを献上しました」


 ランドール伯爵の忠告も軽くいなし、なにやら飲み物と言うことは酒であろうと察した。


程無く執事長が、カートに載せて、美しい赤い宝石のようなフルボトルと、琥珀色のボトルを氷で冷やしながらゆっくりと持って来ていた。


「閣下失礼致します」


 まずは赤い宝石のようなフルボトルから振る舞われた。


トーマス「ほ~う、これは初めて嗅ぐ爽やかな香りであるな~」


トリフォン「確かに、香りは素晴らしいが・・・・、ゴクリ」


ソーニャ婦人「もしかしたらこれは・・・」


 どうやら伯爵婦人は知ってるご様子である。


ランドール伯爵「これはもしやアマナリか?」


トーマス「なっ!」


セレスティーナ婦人「まあ~、これがあの」


トリフォン「・・・・・・・」


ベストリアーネ「美味しい・・・」


 うっとりとアマナリの優しい甘味と爽やかな後味を楽しんでいた。

 

キイチ「次をお願いいたします」


 次に出されたのは、わざわざ新しくグラスを変える念の入れように。


 段々と伯爵家の人々もまたとんでもない物だと察した。


「これは酒なのか・・・、体の疲れが芯から癒されてるような不思議な旨さだ・・・」


「こんな酒飲んだことがない」


セレスティーナ婦人「執事長、これはいったい・・・」


執事長「はっ、黄金蜂蜜酒でございます」


 ゴクリ、トーマス様が息を飲んだ。


キイチ「今日は、見映えでフルボトルで出しました、僕ほこれを樽で所持してます~、奥様達にはロイヤルゼリーと密蝋を届けてあります」


「(トーマス様、あれの蜂の卵を頂いております)」


「そっ、そうかキイチよ大義であったぞ!」


「喜んで頂けたようで、幸いです~」


 黄金蜂蜜の卵は、男のあれが〇〇〇効果あるそうで、夜のなんちゃら言う秘薬の原料で、めちゃくちゃ高価らしく、


 貴族様には泣いて喜ばれると辺境のペールで、商業ギルドマスターのルールに聞いていた。


 夕食が終わるとすっかりキイチは、マイヤー伯爵家の子になってました。


 これが所謂、大阪名物のおばちゃんのお節介攻撃やねん、ある意味多段式攻撃であんたお土産もろうたら、これ持っていき~、言うて、お土産が倍になって返されることざらです~、さらにおまけも付いたり、


 大阪のおばちゃんに道とか訪ねると。

 最後までお世話になってしまい、最後に飴ちゃんもらうことになるんです~。


 下手したらおばちゃん増えますから(笑)


 おばちゃんの常套句が、おら奥さんで、10人に増えたことがありまして~、


 和やかに夜は深けて行った。





━━━翌日。




 比較的暇な僕は何時ものように、朝市に顔を出して、野菜と気になる果物何か購入していった。


 それから王都にしかない薬師ギルドに訪れた。


 ここで薬草の乗ってる図鑑を販売してると聞いて買いに来ました。


どうも鑑定のレベルあげるんには、ある程度の知識が必要とのことです~。

また結婚しても商人続けても問題あらへんようで、その内、二人で冒険者の旅に出るつもりです~。

 




 トーマス様とトリフォン様は日が昇る頃には、仕事に出掛けた。


 お昼になるとランドール伯爵様が、濃さ献上品を持って、王城に上がった。


 この中には、例のアマナリワインと黄金蜂蜜酒が会ったと、僕は後で知りました。


 まずはこの国のことから、アーペル王国と言うらしい、僕も初めて知りましたで~。


 王には二人の王子と三人の姫がおられるそうです~。


 マイヤー伯爵家は南方貴族と言う事や、マイヤー伯爵の上に、辺境伯爵、侯爵様がおられます~。


 ちなみに侯爵様が四人いて、公爵様が三家あるそうです~。


 さらに平民が準貴族・貴族に列せられる方法は幾つかあります~、


 一番確かなのは、戦争で名のある将軍の首を取るような功労、


続いて、金による爵位を買う方法、


三番目が伯爵家以上の後ろ楯と、功績をあげた者だ。


 どれも大概一代限りの貴族ですよって、準貴族ですな~。


 しかしこれをほかして貴族の爵位を与えられた例が幾つかあります~。


 一つは伝説の竜を倒した英雄デオドラ


 一つは魔物の王と名乗る魔王を討伐した勇者ドノバン


 一つは四肢を失った姫様を救うために霊薬エリクシールを作った。伝説の薬師の三人である。


 その他にも幾つか基準があって、珍しい品の献上で、準貴族になった者もいた。



 ランドール伯爵様が、王家に献上品を出すと僕に告げ、僕が用意したのは、


『白皇帝猿のコート』


 あらゆる魔法耐性、子宝に恵まれ易くなる。この二つの効果があった。


そして・・・


『黄金蜂蜜』


 言わずと知れた霊薬の原料の一つだ。


 さいも手に入れるのが困難な素材である。

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