アーマーボアを狩りにでたら変なのに懐かれた?
ホランの町周りを見てると、遠くに大洞窟が見える。
あそこからはドワーフの炭鉱トロッコ列車ゆうのに乗って、地下に降りることになります~。
まさか異世界に地下鉄があるとは思いませんでした。
トロッコ列車は1日一本らしく僕らは10日後の朝一のトロッコ列車乗ってく予定や、
わん♪、キャン♪
おっと二匹は久しぶりの狩りやからか、クンクンマンになってます~。
キャンが顔を上げ、続いてルーブルも上げて耳をピコピコしていた。
わん!、キャン!、
キイチ「見つけたか、ほな、案内頼むは」
二匹の誇らしげな頭を撫でるとごっつう嬉しそうに尻尾振りよる可愛い奴らやで!。
で、僕らが狙ってます。アーマーボアは、外皮が非常に固く、見た目アルマジロ似にていて、
牙の生えたサイポイ姿で描かれてます~。色は生息地域よるらしいで~。
この辺のは多分茶色やな~。
平原と言っても林はあるし小さな丘、泥沼なんかもある。
アーマーボアは何でも食べる雑食やけども、肉は超高級品やそうだ。
何せ普通の武器では歯が立たんばかりか、鉄の鎧なんて貫く牙の突き上げと、体当たりは強烈やで~。
まあ~、僕なら魔法で溺れさせるか、雷系で麻痺させてから止め刺せば簡単に倒せる獲物です~。
ただ残念ながらアーマーボアの皮はゴムみたいなもんで鎧には向かなかった。
でも加熱して薬品と混ぜるとほんまもんのゴムのように加工出来ます~。
この薬品が曲者でな~。
かなり危険な薬品やからおいそれとは出来ません、まあ~取っとけば何かに使えるかもしれんし取っとくか、
キュピ~!、
キイチ「ん?、なんか言ったか」
わふ?、キャン?
二匹がきょとんとしていた。
キイチ「気のせいかいな?」
キュピ~!、キュピ~!
やっぱりなんや聞こえてくるで、
ドドドド、ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド。
なんや分からんが地響きしてきたわ、嫌な予感すんで!、
キュピ~!、
さっきから変な声で鳴いとんのあれか?、なんや白のがポンポン飛ばされては、
キュピ~!、
鳴いとんやないか~、
キイチ「もしかして、あの群れって」
わふ!、キャン!、
キイチ「さよか~、はあ~、しゃあないか」
おあつらいなことに近くに泥沼があったから、【水操作(ウォーターコントロール】で、交尾してるアーマーボアの顔に纏わりつかせる。
キイチ「目を瞑っとき」
わふ!、キャン!、
キイチ「【帯電】」
キイチの雷魔法レベル3で覚えた魔法で、自分の思った物に付与出来る魔法である。
これを目、鼻、口の中に泥水で塞がれてもうたら、びくびくとなるわな~。
キュピ~!、
なんや白いのが慌てて僕らの方に逃げて来たわ、
キュピ~!、キュ~!。
キイチ「これ、なんやろか?」
なんか円らな瞳が特徴の針のないハリネズミ見たいな見た目やで~。
キュピ~!、キュピ~!、
よっぽど怖かったんか、僕の腕の中で震えてるわ、
キイチ「なんやよう分からんが、大丈夫やで~」
鳴いてる子供には敵わんからな~。
しばらく張り付いてた小さなの撫でてたら段々落ち着いて来て、
キュピ~♪
僕の服のなかに入って来よった。
キュピ~♪、キュピ~♪、
キイチ「なんやお前、僕について来るつもりかいな?」
キュピ~、キュピ~!、
コクコク頷きよったで、意外と頭はエエみたいやし、なんやよう分からんがまあ~エエか、
キイチ「ほな、お前の名前は、嫁さん次第になるから覚えとき」
キュピ~!、
返事はええやないか~。
キイチ「ほな、アーマーボア拾って帰ろうか~、ルーブル、キャンようやってくれたな~、美味しいところぎょうさんあげるからな~」
わふ!、キャン!、
ブンブン凄い勢いで尻尾振ってるで、
キイチ「よし、解体出来たで、少し味見しようか~」
わふ!、キャン!、
お手軽に解体済ませ、鑑定したらは不味いらしいから、過食可能な心臓と肝臓だけ取って後は廃棄やな~、
心臓、肝臓半分焼いて、半分生で一口焼いたの食べてから、
二匹に与る。
わふ!、キャン!、
こうして群れの長が僕だと理解させるのと、同じ物を食べることで、狼は仲間だと安心するのだ。
キイチ「お前は、何を食べるんや?」
キュピ~!
キイチ「ん?、肉より果物とか野菜か」
キュピ~♪
どうやらそうらしい。
キイチ「黄昏の森で色々取ってきたし食べるか?」
リーゴン出したら、
キュピ~!、キュピ~!
めっちゃ喜んどるで、妙になつこいし、鳴き声も可愛いから嫁さん達も気に入るやろ。
美味しそうに、リーゴンをシャリシャリ食べてる姿も女の子受けしそうだ。
キイチ「食べたら帰ろうか~」
わふ!、キャン!、キュピ~!
おふっ、返事が三つになってるぞ。




