なんや知らんけど、ユニークスキルがレベル2になってた!
《ユニークスキルで作られた小屋この中》
『現在、ユニークスキル【ツーバイフォー工法】のダウンロード中』
『ダウンロード中』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダウンロード中』
『ユニークスキルツリーに。新しいスキルがダウンロードされました』
〔ユニークスキル【隠蔽】
【ツーバイフォー工法】
スキルツリー
レベル1
◆『道具作り』
◆『小屋作り』
レベル2
◆『家施設作り』《トイレ・サウナ・厨》
◆『魔道具作り・小』
【作れる道具一覧】
レベル1
《ノミ》
《金槌》
《釘》個数?
《カンナ》
《ノコギリ》サイズ?
《オノ》
《彫刻刀》
レベル2
《ナット&ビス》個数?NEW
《キリ》長さ
《巻き取り》
《L金具》個数?
《M金具》個数?
《鉄筋》個数と長さ?
《針金》個数?
魔道具
レベル1
《魔電動ドライバー》NEW
《魔電動鋸》
《魔電動ドリル》
《魔電動釘打ち》〕
『宿主の目覚めを確認、スリープモードに入ります』
「ふわあああ~、よう寝たで~、ん?、あっ!、なんやよう分からんけどユニークスキルツリーが増えとるやないかい!、これはええやんか!、トイレにサウナはええな~、何処で、厨ってなんや?」
【鑑定】で見てポンと、手のひらを打った。
「なるほどのう~、昔の台所かいな、まあ~ここは異世界やからのう~、でもまあ~。今度のスキルには素材が色々と必要なようやな」
道具作りに必要な魔石はあるが、鉄鉱石、銅に、魔力を流れ安くする銀とか、幻想金属なんてのも出てきとる。
「その内、車両とかもでそうやな!、俄然やる気でたで~」
蜂蜜舐めてたまま寝たせいで、顔や髪に蜂蜜がべっとりついてしまったから、洗い流すのに時間が掛かったわ。
「何や知らんが、髪が艶々のフワフワになっとんな~驚きの効果や」
しかもベタつきがあった顔なんか、垢が綺麗に落ちて、茹で卵のようなさらっさらになってたで~、
「驚きの白さ、もしかしてこの体、きちゃな!、エンガチョ!、エンガチョ!、アカン、切ってもらう相手おらんやん!」
人差し指と親指をくっ付けながら、意味もなくエンガチョ!、言っとる訳や無いで、
このくっ付けとる指を、手刀で軽く切ってもらうと、汚いもん切れた言うて、ガキンチョの頃からのお約束です~、これは地域によって色々変わりますんで、そこんところ宜しくやで!
「ほんまツレがおらんから、テンションだだ下がりやで~」
大阪人のツレ=親友の事やで~、ツレには男女関係無しに優先されることがあります!?。
それは的確に、どんなボケも、突っ込んでくれることや、
「ほな、今日もあんじょうがんばりまっせ」
小屋をアイテムボックスに放り込み。
乾いたボロを着た。
「もう少し銅や鉄があったら糸紡ぎ・・・、あれは木工だけでも出来る筈や」
糸があれば布を織る。簡単な機織り機が作れた筈や。
昔の機械なんかは、おとんが弄るの好きで、本物を弄った事があった。
「そうや!、紙があれば設計図書いて残しとけるやんけ、こんな所にいたら忘れてまう、紙も作らなアカンな!」
紙漉きはきちんと処理処理した木材から作れる。
「和紙なら作ったことあるで~、また適当に木材集めて作ったろか~」
スキル万歳、樹木を茹でたりする工程が不要や、お得!。
この言葉スッゴク大事やねん。