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浅間工務店の若は、異世界でツーバイフォー工法を極める  作者: 背徳の魔王
僕は戻って来たで~
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ユニークスキルの簡単な活用方法




 いや~参ったわ、僕の前世は、楽をする事にかけて、世界最高の変人、日本人やったのに~、


 頭が鋼鉄なみに固くなりすぎてたわ~。


 確かに嫁さんの言う通りやで、ある程度規格を決めた木材、建材を用意して出来ることは、みんなに任せとけば、後は建てるだけになるやんか、


 僕のスキルで、素材だけやないで、道具もぎょうさん出せます~。


 僕が、金出してるんやで?、働いたら負けやったで、嫁さんに感謝やな~。


ベストリアーネ「それなら、貴族様が荷物運びまでしてくれたと、大工も喜びましょう」


キイチ「そうやったな~、僕のもっとうは楽して、得をする事や、ここの所の僕はダメダメやったで、ほんま頑張り過ぎてたようやな~」


ベストリアーネ「そうですわ、ハーマン夫人も不安でしょうし、もう少しね、あなた・・・」


 まさに嫁さんの言う通りです~、ぐうの音も出ません。


キイチ「明日は早速、ハーマン連れて港町をデートやな!」


ベストリアーネ「あなた、そのつぎは、わたくしですよね?」


 上目遣いの可愛らしい仕草にグッと来たで!。


キイチ「嫁さんには叶いません~。仰せのままに」


ベストリアーネ「フフフ」


キイチ「こうして二人でのんびりすんのも、久しぶりやったな~」


 たまにはこう言う時間も大切やってことやな。


 それから一月に二度、僕は資材をアイテムボックスに入れて、海賊島に行っていた。


 大量の木材、建材、道具に酒をぎょうさん差し入れしたら。


 こんなに待遇の良い現場は始めてだと。

 みんな頑張ってくれたで、開拓も港の倉庫も随分と早く出来上がっていたわ。


 仮の娼館が出来たので女達を呼んで、酒場を併設。最初のお客様は大工やったんは笑ってもうたが、大型船が曳航出来る用に海の底を工事したで、そこは流石に僕が作りました。

 こればかりは仕方ないで。水魔法使いであったのとアイテムボックスの組み合わせは汎用性抜群やで、


 それから二月もしたら、領主の館が出来た。


 僕の意向で、夜間でも見える灯台を建てて、灯す明かりをマジックアイテムで作ったわ。


 そこから半年ほど時間掛けて、内湾を囲むように波避けブロックを設置して、


 護岸も高めにセメント固めてから、海の底に設置して、島に流れる波が随分と穏やかにする事ができた。


 それから島も港町から、内陸街に移動するには、城門を通る必要があった。


 これはいざと言うときの防壁であると同時に、住民を守る盾の役割を持たせる為だ。いざと言うとは民を受け入れ要塞となるように設計していた。


ルーデンス「子爵様、ここまでやるのですか・・・」


 まあ~、海の怖さ知らないルーデンスだと理解は出来ないやろな。


カイエン「ルーデンスお前は忘れてるぞ、ここは海上の島だ。もしも嵐が来たら海は相当荒れるそうだ。噂では王城よりも高い波に流された街が過去にはあったと書物も残っているからな」


ルーデンス「そっ、そうなのか!」


キイチ「そうやで、僕の生まれは島国やったから、大波は恐ろしく早く、破壊力も凄まじいものや、


 下手したらこの辺まで流されても可笑しく無いんやで、だからどんなに過剰や言われても、自然を甘く見たらアカンで」


 ごくり唾を飲み込むルーデンスに。


キイチ「もっともそれだけではないで、海のモンスターはデカイ、もしも他国に攻められたら?、これを見て攻めたいと思うか?、これは過剰やとおもわれてもな!、僕等が預かるんは人の命やで、忘れたらアカンで」


ルーデンス「申し訳ありませんでした。自分は浅はかでした」


キイチ「反省したら、次に生かせばええんや、取り返せる失敗は幾らてしてもええ、ただ何が失敗かは考えなアカンよ」


ルーデンス「はい!」


キイチ「どうや、こらならええ出来やろ!」


カイエン「・・・少なくとも、俺はごめんですね。ここを攻めても得る利が少なすぎます。


 だったらおとなしく補給専用の港として割りきると思います」


 うん合格貰えたら一先ず安心やで、キイチは満面の笑みを浮かべた。


キイチ「僕がおらんでも、次の代になっても、生きて行けるように沢山考えるんも僕の仕事なんや」


 ルーデンスもカイエンも頷いてくれた。


キイチ「ぼちぼち僕ん所の商会の船を寄越すし、ドンオール公爵閣下にも招待状送らなアカン、ぼちぼちみんなを呼んで行くからそのつもりでな」


 こうして半年ほどの短い時間で、あの海賊島に町が出来たと噂が流れるのはそれから二年後の毎になる。




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