拝啓、おとん、おかん僕は今・・・・・
《沼地区域》
「おとん!、おかん!、助けて~」
冒頭よりキイチは叫びます。
「なんやねん!、小屋作って、寝床の確保がでけたから霧の中、歩くの危険やさかい小屋の中でぬくぬく寝て起きたら、なんじゃこら!」
説明おつ、
━━━━半日前。
キイチはこれで僕は勝てる!、鼻息荒く小屋を建てた訳やな。
流石ユニークスキルやで!
◆『小屋作り』
で必要な木材と道具が出来たら、ポチっとなで小屋が出来た。
【ユニークスキルで作られた小屋】
※小屋から20m以内は安全地帯となる。一度使用すると『再利用時間01:59』
「これはごっつうええやんか!、これで安心して、寝れるなぁ~」
ホクホク顔のキイチは調子に乗った。
大阪人はこの調子に乗って失敗するのが、ある意味何時もの毎である。
冒頭に戻る。
霧が晴れて、気持ちよく起きたキイチは、何も考えず小屋からでて叫んだ。
唯一の救いはまだ小屋を使用中であること。
「いや~、さぶいぼが、めっちゃ驚いたわ・・・」
寝起きにキイチよりもデカイ蛇がぎょうさん、蛇玉を作っていて。
小屋の安全地帯を囲むよう、夥しい蛇が要ることだ。
「とりあえず【鑑定】」
『ビッグバイパー』
獰猛な蛇、毒は無いが攻撃的な蛇、肉は臭く食えない、皮も使えず。唯一魔石がまれにとれる。
「使えんモンスターやの!、テンション朝からだだ下がりです~」
理不尽なこと言うてますが、これは挨拶のようなもので、別に怒ってる訳でもなく、普通に突っ込んでるだけです~。
「あっそうや!、どうせ使えんのやったら使えん肉つこうたらええやんか!、ほな1/4や、ポチっとな」
『蜘蛛の女王足肉1/4』
投げた。
キシヤァアアアアア!!
キシャー、キシャー!
蛇玉を作ってたビッグバイパー達は前を争うように、麻痺毒の肉に群がった。
「こらごっつう凄いわ~、猫ならぬ、蛇まっしぐらやん、がはははは!、テンション上がるわ~」
何がツボか分からないのが関西人である。
「食えない動物なんて、価値があらへんわ、皆殺しやで!、がはははは」
毒を喰らったビッグバイパー達は、やがて動かなくなっていた。
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キイチのステータス
浅間喜一郎/レベル10→15
職業:無職・17
HP130/MP77→HP180MP102
STR:E+
VIT:F+
INT:F→F+
MID:E―
AGI:E―
DEI:E+
称号:異世界女神の加護・微
ポイント27
(スキルレベルアップまたは新しいスキル取得に必要なポイント)
女神ボーナスポイント1
〔ユニークスキル【隠蔽】
【ツーバイフォー工法】
スキルツリー
レベル1
◆『道具作り』
◆『小屋作り』
【作れる道具一覧】
《ノミ》
《金槌》
《釘》個数?
《カンナ》
《ノコギリ》サイズ?
《オノ》
《彫刻刀》〕
スキル
【異世界言語2】
【木工・加工4】
【金属加工2】
【鑑定4】
【気配察知2】
【隠蔽3】NEW
武術スキル
【体術2】
【剣3】
魔法スキル
【アイテムボックス4】
【魔力感知2】
『水5』NEW
1 ウォーター
1 ウォーターボール
2 ウォーターアロー
2 ウォーターベール
3 ウォーターウオール
【水中呼吸】二時間
4 ウォーターランス
【吸水】
5 ウォーターレイン
【水流操作】
〔『雷2』NEW【隠蔽】
1 ショック
1 ヴォルクニックソナー
2 サンダーボール
2 スタン〕
アイテムボックスの中身
大金貨2
金貨18
大銀貨6
銀貨96
大銅貨15
銅貨198
【侯爵家の短剣】
【薔薇の指輪】
【逆巻く刃の紋章の付いたロングソード】
ロングソード×5
ショットソード×1
ナイフ×12
短剣×2
テグス》×5
木材×5
『蜘蛛の糸巻き』×192
『蜘蛛の毒腺』×105
『蜘蛛の足』×196セット
『蜘蛛の牙』×197
『女王蜘蛛の糸巻き』×30
『女王蜘蛛の毒腺』×1
『女王蜘蛛の足』×1セット
『女王蜘蛛の甲羅』
『女王蜘蛛の牙・大』
『蜘蛛の足肉・麻痺毒3/4』
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辺り一面が、蛇の死骸で死屍累々である。
「ほへ~、なんや蜘蛛の女王の足肉もやれば出来るやないかい!」
にへらほくそ笑む、予想外に使えんもんが使えたら、持ってきて正解や!。
「僕の慧眼が恐ろしいことになってます~なぁ~、すぴすぴ」
鼻の穴が開きぱなしになっとるで~。
「けど、魔石ちゅうのがたまにしか取れんて言うが、こんだけ要らんものがぎょうさんあるしの~、あっそうやスキルに言い感じのあらへんかな~」
こういった時はお約束である。
関西人はお約束や二度続けてとかの天丼が大好きです!。