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光を呼ぶ

後部座席に座っていて、月にはしゃいでいたと思えば静かになった。人差し指と中指をくっつけてたてて、窓のそとに向かってゆっくりとお辞儀のような動作をさせていた。「何をしてるの?」と聞くと「呼んでるの」と。光っているものに挨拶しているみたい。夜中、ふと人の気配で目が覚めた。息子がエアコンの灯りに奇妙な手招きをすると、灯が手にふわりと吸い込まれいった。やめさせなきゃ。吸い込まれる前の光に歪んだ顔が見えた。

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