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猫と川

その川ではよく人が死ぬ。増水も、誤って落ちる人もない。助けに入った人さえ死ぬから、状況はわからないままだ。防犯カメラはついたものの、ノイズが酷くて使い物にならない。その川は江戸から治水が図られたが上手くいかず、戦後ようやく大きなカーブが直線に修正された以降溢れた記録はない。川になった土地では、治水のために一家と猫が切り捨て御免にあったという。その川のそばを通ると、例え車内でも猫の鳴き声が聞こえる。

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