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夜の道を、霧の中を歩いていた。歩き始めは街灯があったのかすら覚えていない。足元が怪しくなってきた。酔っていたのかどうかすら定かではない。山道を登っていた。霧の中にぬっと黒く木々が聳え立っている。家に帰ろうとしていたのか、誰かが待っているのか、自分さえ曖昧になってきた。あかりがたくさん見える。見知った前を貫く懐中電灯、上下に揺れるあれは提灯なのだろうか。一歩踏み出した足が虚空を踏んだ。前へ、落ちる。

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