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いじっぱり

作者: ゆき






もうあんたのことなんてどうでもいいんだ。


別に誰と付き合おうが何しようが私には関係ないもんね。


あんたと付き合ったのも好きだったからじゃなくて、告られたから、いいかなって思っただけ。


そんなもんでしょ?まだ子供なんだし、おままごとみたいなお付き合いだったし。


だからあんたにふられても、あんたに新しい人ができても、そんなに悲しくなかった。


なのになんであの子に「ごめんね。」とか言われなくちゃいけないの?


いやいやいや、別にいいから。別に傷ついてないから。


てか、何に対しての「ごめん」?


ちゃんと報告しなくて「ごめん」?


私が傷ついて「ごめん」?


ほんと止めてほしい。


あんた達に振り回されて傷つくほど私はやわじゃない。




だけど、悔しい。やっぱり悔しい。


私より先に新しい人みつけやがって。私に「ごめん」とか言いやがって。


しかも、動揺してる自分がいる。


その事実が一番悔しい。




私を憐れんだ目で周りに見てほしくない。


別に私はなんとも思ってないんだよ。どうでもいいんだよ。付き合えてよかったじゃん。


だから私はそう言って、いつもどうしてたか必死で考えながら、今日も笑顔過ごすんだ。


何事もなかったように、何も考えてないように。





読んでくれてありがとうございました。


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