第4話 記憶日記
「じゃーん!」
すみれが一つの手帳サイズのノートを取り出した
「なに?それ」
「んー何でしょう?」
「なんでいきなりクイズ形式」
「答えなかった人には私からのキスです」
それご褒美なんじゃ。てか、私しかいないんだけど
「んー、日記帳?」
「不正解ー……てか、百合私のキスいらないの。ショック」
「いや、ここ学校。やめて」
「…はーい」
「で?結局なに、それ」
「ん、日記」
「あってたじゃん」
「だって一発で当てると思わなかったんだもん」
「はいはい、それで?日記始めるの?」
「いや、私じゃなくて百合がやるの」
「え、私?」
自慢ではないが日記を書き始めたのは過去に二回ある
まぁ二回もあるということはそういうことだ
「やりなさい」
「えー続いたことないんだけど」
「じゃあ、続けて毎日聞くから書いたか」
「え、めんどくさい」
「じゃあ、書いた次の日はご褒美にぎゅーしてあげる」
「え!?ほんと!?」
「その代わり書かなかったらその次の日はくっつくの禁止」
「えぇ……」
「強制だから、拒否権なし」
第4.1話 12月1日《日記》
今日から日記を書くことにした。
すみれが書かなかった日はくっつかせないって言うから
今日の授業は半分ぐらいすみれ見てて聞いてなかったな
授業の復習しないとって思ったけど、私勉強する必要ないんだよな
相変わらずすみれは授業中寝てる。なんであんな授業で寝てて成績良いんだろう?今度聞いてみようかな
日記ってこんなもんでいいんだよね?
まぁ多分良いでしょ




