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第3話 体育やだ

「次、花咲すみれ!!」

「はい」

なんで、体育って強制参加なの

それになんで普段おっとりなすみれが運動できるのさ

今日のマット運動

なんかすみれが意味のわからないくらい回ったり飛んだりしてる

なんで、あんな邪魔なものを胸に抱えてるのに運動ができるのさ


そう、すみれのスタイルはとにかく女子が欲しがりそうなほどいやらしい肉付きをしてるし、髪も長い

まぁでもその分腕と足が長い。時々私のことを抱えるが普通に足がつかない


世界は不平等だ


なぜ、私は体つきも悪いし、顔も悪ければ運動もでないのだろう

まぁ努力をしてこなかったのが悪いと言われればそうなのだが、でも顔と身体とか努力じゃどうにもならない物も多いじゃん


はぁやになっちゃう


しかもなんで発表とかあるの、全員の前で無様を晒すの相当厳しいんだけど

はぁやだな…



―――



「次、水瀬百合!!」

私の番か

やだな、だってマット運動なんてほんとにできないとめっちゃダサいじゃん

笑われちゃうよー

「はい」

変な声になっちゃった。しょうがないじゃん人の前に立つの苦手なの。

「まって!!百合!!」

「ん?どうした?花咲」

「どうしたの?すみれ」

「先生、百合体調悪そうだから保健室つれていきます」

どこも別にわるくないけど...

「なんで、花咲が」

そこで、別の数人の女子も声を上げる

「そうそう、少し顔色悪いから保健室行ってきなよ」

「なんか少しフラフラしてるしさ」

先生がんー?と疑問を持ちながら答える

「そんなに言うなら、そうだな花咲、水瀬を保健室に連れてってくれ」

「はーい」

すみれが私に近づいて、足に手をかけた

え?

驚いてる私の足を思いっきりあげて、背中に手を置く

要はお姫様抱っこだ

「え!?すみれ!?」

「なに?」

「流石に恥ずかしいよ」

クラス全員の前でお姫様抱っこされてる構図は少し、いや

非常に恥ずかしい

「うるさい、黙ってないと落っことすよ」

「それは、怖いからやめて」

「はいはい、じゃあ行くからね」

「先生ー!!、じゃあ百合持ってくねー」

「あぁ気をつけろよ」



「いきなりどうしたの?」

そんな、体調悪そうに見えたのかな?別にどこも体調わるくないんだけど

「髪、気づいてないの?」

「髪?」

髪の一房を手で持ち上げてみると先のほうが白く変色していた

「みんなにそこまで見られたくないんでしょ?」

「まぁそうだね」

だってこれがあるということは、私はあなたのことを忘れるって言ってるようなものだ

別に元々友達も多くないので良いのだがひそひそ陰口を言われたくはない

「私は可愛くていいと思うけど、みんなはそうはいかないもんね」

「可愛い?これ」

ただ髪が白くなっているだけなのだが

それに銀髪というより白髪、そこまで可愛いと思わないんだけど

「うん、なんかきれいじゃん」

「そうかな?」

「そうなの」

まぁすみれが言うならそうか

「それよりどうする?保健室には行かないとだけどなにか染めるものある?」

「ないかも」

そりゃそうだだって染めたの朝だもん、そんなすぐに変色すると思ってなかった

「んー…保健室の先生には言う?」

「あ、それは大丈夫。親が言ってあるから」

親が昨日に担任と校長と保健室の先生には話をしてある。もしも何かあったら対応するのは基本的にその3人だからとのことだ

「じゃあ、大丈夫だね」

「それより、すみれ?おろしてくれない?」

「なんでよ」

「いや、だって」

すみれの顔がずっと近くて恥ずかしいなんて言えない

「私はこのままがいいなー、百合の顔よく見れるから」

はぁこの子は相変わらずなんだ、悪魔か?天使の顔した悪魔なのか

まぁいいか、いやよくない

すみれのいろんなのが触れていて落ち着かない

なんか……そう、すっごくやわらかい


いやだめだめ。彼女がこんなこと考えてたら嫌でしょ

「あと、百合のその恥ずかしがってる顔見れるしね」

「っ…//」


やっぱ天使の顔した悪魔だ

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